同期アプリケーション連携実行基盤を使用する場合、ネーミングサービスを運用形態に応じて設計する必要があります。
基本構成でサーバを1台で運用する場合は、ネーミングサービスをアプリケーションサーバと同一のサーバで運用します。
サーバを複数で運用する場合は、以下のどちらかで運用します。
どれか1台のアプリケーションサーバでネーミングサービスを運用し、そのほかのアプリケーションサーバではネーミングサービスを運用しないで、ネーミングサービスを運用するサーバを参照します。
ネーミングサービスを単独で運用するサーバを用意し、アプリケーションサーバではネーミングサービスを運用しないで、ネーミングサービスを運用するサーバを参照します。ネーミングサービスの信頼性を向上させたい場合に有効です。
ネーミングサービスの設計の詳細については、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”の“Interstage統合コマンドによる運用操作”-“マルチ言語サービス/J2EE互換機能を使用する場合”-“Interstageの環境設定”を参照してください。
また、負荷分散構成では、すべてのアプリケーションサーバでネーミングサービスを運用し、クラスタ構成では、基本構成と同じ考え方でネーミングサービスを運用します。詳細は、“Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド”を参照してください。