アプリケーションの配備を解除するには、ijsundeploymentコマンドを使用する方法と、Interstage管理コンソールを使用する方法があります。
■コマンドを使用する場合
実行環境で、ijsundeploymentコマンドを実行します。コマンドのオプションおよびパラメタについては、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
コマンドのオプションおよび | 設定内容 |
---|---|
-n name | 配備解除対象のアプリケーションが配備されているIJServerのワークユニット名を指定します。 |
-t targetname | 配備解除するモジュール名を指定します。 |
-k kind | 配備解除するアプリケーションの種別を指定します。 種別には次の値が指定できます。
本オプションは、-tおよび-fオプションと同時に指定することはできません。 なお、形式“ijsundeployment -n name -k kind -a application ...”は、Interstage Application Server V6で作成されたIJServerのワークユニットでのみ使用可能です。 |
-a application | 配備解除するアプリケーション名を指定します。 |
-f | 対象のIJServerのワークユニットに配備されている全アプリケーションを配備解除します。 |
注意
本コマンドを使用する場合は、コマンドを実行するマシンにInterstage JMXサービスがインストールされ、起動されている必要があります。
下記の場合、本コマンドを実行する前に対象となるIJServerのワークユニットが停止している必要があります。
HotDeploy機能を使用していない場合
Interstage Application Server V6で作成されたIJServerの場合
本コマンドで配備対象となるIJServerのワークユニットは、Interstage管理コンソールで作成したIJServerのワークユニットのみです。
本コマンドは、Interstageが起動されているか全強制停止モード以外で停止されている場合に実行できます。
このコマンドによる操作は、Interstage管理コンソールの実行基盤となっているInterstage JMXサービスで処理されます。下記のような場合は、Interstage JMXサービスのカスタマイズを行ってください。Interstage JMXサービスの環境設定については、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”を参照してください。
メモリ不足が発生した場合
“Interstage JMXサービスのjavaプロセスに指定するオプション情報”をカスタマイズしてください。
Interstage JMXサービスの通信のタイムアウトが発生した場合
“Interstage JMXサービスの通信のタイムアウト時間”をカスタマイズしてください。
Interstage Application Server V7以降で作成されたIJServerのワークユニット名がIJServer001、モジュール名がsample.earの操作例を以下に示します。
ijsundeployment -n IJServer001 -t sample.ear |
■Interstage管理コンソールを使用する場合
以下の手順でアプリケーションの配備を解除します。
Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > “ワークユニット名” > [アプリケーション状態/配備解除]タブを選択します。
参照ボタンを押して配備解除するファイルを選択し、配備解除ボタンを押します。
詳細はInterstage管理コンソールのヘルプを参照してください。