実行環境の削除は、実行環境の作成と逆の手順で行います。なお、実行環境を削除する場合は、削除する前に必ず業務を停止してください。業務の停止方法については、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”を参照してください。
非同期アプリケーション連携実行基盤のアプリケーションサーバ環境の削除は、Interstage Application Serverの各種コマンドを使用して行います。コマンドは、環境を削除するアプリケーションサーバ上で実行します。
Interstage Application Serverの各コマンドの詳細は、本製品に同梱する“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
アプリケーションサーバにおける環境削除の流れを以下に示します。
環境削除の目的別に、実行する作業項目を以下に示します。
| 環境をすべて削除する | フロー定義を削除する | アクティビティを削除する |
---|---|---|---|
フロー定義の削除 | ○ | ○ | △ |
業務処理開始アプリケーション環境の削除 | ○ | △ | △ |
業務処理実行アプリケーション環境の削除 | ○ | △ | ○ |
アプリケーション連携フローの代行ルートの削除 | ○ | △ | △ |
アプリケーション連携フローのエラーメッセージ退避キューの削除 | ○ | △ | × |
データベースリソース定義の削除 | ○ | △ | × |
QueueConnectionFactoryの削除 | ○ | × | × |
○: 必須、△: 任意、×: 不要
注1) 業務処理開始アプリケーションが削除するフロー定義だけを使用している場合、または業務処理実行アプリケーションが該当のフロー定義でだけ動作する場合、本作業を行います。
注2) フロー定義に代行ルートが存在する場合、または削除するアクティビティが代行ルートの場合、本作業を行います。
注3) データベースリソースが該当のフローでしか使用していない場合、本作業を行います。
注4) エラーメッセージ退避キューを、削除するフロー定義だけで使用している場合、本作業を行います。
注5) アクティビティを削除することで特定のフロー定義が不要になる場合、該当するフロー定義に対して本作業を行います。
注6) アクティビティを削除することで特定の業務処理開始アプリケーションが不要になる場合、該当する業務処理開始アプリケーションに対して本作業を行います。