非同期アプリケーション連携実行基盤を業務へ導入する場合は、事前に運用テストを行いシステム設計の通りに非同期アプリケーション連携実行基盤が提供する機能が動作するか確認してください。なお、以下に示す機能は、業務処理実行アプリケーションの異常、データベースシステムの異常またはキューの異常が発生しなければ動作しないため注意してください。
業務処理実行アプリケーションのエラー処理の呼出し
トランザクションとリトライ制御機能
メッセージ保証機能
異常処理が提供する補償ルート制御機能、メッセージ退避機能およびメッセージのシリアライズファイル退避機能
代行ルート制御機能
フローのタイムアウト機能
メッセージ消去時の退避機能
メッセージトラッキング機能
データベースアクセス管理機能が提供するコネクションの再接続機能
ログ機能
各機能の説明については、“Interstage Business Application Server 解説書”の“非同期アプリケーション連携実行基盤の機能”、“データベースアクセス管理機能”および“ログ機能”を参照してください。