EJBアプリケーションを設定するには、ejbdefimportコマンドを使用する方法とInterstage管理コンソールを使用する方法があります。
■コマンドを使用する場合
コマンド(ejbdefimportコマンド)を実行して、EJBアプリケーションを設定します。
アプリケーション配備後、Enterprise Bean定義ファイルを入力に、Enterprise Bean定義情報の移入コマンド(ejbdefimport)を、以下のように実行します。
/opt/FJSVejb/bin/ejbdefimport dst2 -i WU02 -f dst2_ejb.xml |
ejbdefimport dst2 -i WU02 -f dst2_ejb.xml |
ポイント
システム構築シートの入力については、“9.4.4 ワークユニット設定とアプリケーション情報の入力”を参照してください。システム構築シートの出力については、“9.4.5.3 ワークユニット設定とアプリケーション情報の入力の出力内容”を参照してください。
ejbdefimportコマンドの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
Enterprise Bean定義ファイルの内容については、“Interstage Application Server J2EEユーザーズガイド(旧版互換)”の“Enterprise Bean定義ファイルの内容”を参照してください。
コマンドのオプションおよび | 設定内容 |
---|---|
EJBアプリケーション名 | IJServerにインストールしたEJBアプリケーション名を指定します。省略した場合は、Enterprise Bean定義ファイル中の<component-name>に記述されているEJBアプリケーション名を使用します。 |
-f Enterprise Bean定義ファイル名 | Enterprise Bean定義ファイル名を絶対パス名、または相対パス名で指定します。 |
-all ディレクトリ名 | 指定したディレクトリにあるEnterprise Bean定義ファイルを、Enterprise Bean定義情報に反映します。 |
-i IJServer名 | EJBアプリケーションが配備されたIJServerを指定します。 |
注意
IJServerが起動中の場合は、あらかじめ停止しておいてください。
■Interstage管理コンソールを使用する場合
以下の手順でEJBアプリケーションを設定します。
Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > “ワークユニット名”> “EJBアプリケーション名”> [Message-driven Beanのアプリケーション名] > [アプリケーション環境定義]タブを選択します。
Message-driven Bean拡張情報のJMSコネクションファクトリ名とDestination名について、それぞれ利用するものを選択します。
他の設定の変更が必要な場合は変更し、適用ボタンを押します。
詳細はInterstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
トランザクションに関するIJServer、QueueConnectionFactory、およびDestinationの設定は、すべて、ローカルトランザクションを指定してください。整合がとれていない場合は、IJServerの起動時にエラーになります。