ログデータベースの初期化はプライマリノードで実施します。
運用管理サーバで使用しているログデータベースは、初期化を行うことができます。
ログデータベースを初期化すると、ログデータベース内の情報(イベント情報など)も削除されます。
ただし、リポジトリ領域(構成情報など)は削除されません。
以下に運用管理サーバで使用しているログデータベースを初期化する手順を示します。
プライマリノードで、運用管理サーバを停止します。
停止方法については、“クラスタシステム上の運用管理サーバを停止する”を参照してください。
プライマリノードで、ボリューム管理ソフトウェアを起動します。
ボリューム管理ソフトウェアなどを使用している場合は、Systemwalker Centric Managerで使用するボリュームを起動します。
プライマリノードで、共有資源用パーティションをマウントします。
以下のコマンドを実行します。
mount /共有資源用パーティション用のマウントポイント
以下の場合、RDB管理情報専用パーティションを準備します。
RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定している場合、プライマリノードでRDB管理情報専用パーティションをマウントします。
Oracle Solaris Clusterで、RDB管理情報専用パーティションをGlobal File Systemで作成する場合は、Systemwalker Centric Managerで使用する共有ディスク上のデバイスグループをプライマリノードへスイッチオーバします。
プライマリノードで、セットアップメニューを表示します。
以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/MpFwSetup
MpFwSetup(Systemwalkerセットアップコマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
[セットアップメニュー]で、[5:保守]を選択します。
[保守メニュー]で、[3:DB保守]を選択します。
[DB保守メニュー]で[監視イベント/監視メッセージ初期化]を選択します。
確認メッセージが表示されるので、問題なければ“y”を入力し、処理を実行します。
プライマリノードで、共有資源用パーティションをアンマウントします。
以下のコマンドを実行します。
umount /共有資源用パーティション用のマウントポイント
プライマリノードで、運用管理サーバを起動します。
起動方法については、“クラスタシステム上の運用管理サーバを起動する”を参照してください。