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Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編
FUJITSU Software

9.2 旧版データの退避

旧版データを退避します。以下の手順を実施し、旧版データを退避してください。

  1. クラスタサービスの削除(プライマリノード)

    Systemwalker Centric Managerクラスタサービスを削除します。削除方法については、各クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。

  2. Systemwalker Centric Managerの停止(プライマリノード)

    以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerを停止します。

    /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr -s
  3. RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定している場合、RDB管理情報専用パーティションをマウントします。

  4. Oracle Solaris Clusterで、RDB管理情報専用パーティションをGlobal File Systemで作成する場合、Systemwalker Centric Managerで使用する共有ディスク上のデバイスグループをプライマリノードへスイッチオーバします。

  5. 旧版の環境の退避(プライマリノード)

    プライマリノードで、本バージョンのSystemwalker Centric ManagerのDVDをDVD装置にセットします。以下のコマンドを実行します。

    【Solaris版】

    DVDマウントポイント/Solaris/unx/tool/swmove [-b 退避先のディレクトリ名]

    Red Hat Enterprise Linux 5

    DVDマウントポイント/Linux/RHEL5/unx/tool/swmove [-b 退避先のディレクトリ名]

    Red Hat Enterprise Linux 6/Red Hat Enterprise Linux 7

    DVDマウントポイント/Linux/RHEL6/unx/tool/swmove [-b 退避先のディレクトリ名]

    退避先のディレクトリ名は、フルパスを指定します。

    swmove(移行用退避コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド”、および“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

  6. RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定している場合、RDB管理情報専用パーティションをアンマウントします。Oracle Solaris Clusterで、パーティションをGlobal File Systemで作成する場合はアンマウント不要です。

  7. Systemwalker Centric Managerの停止(セカンダリノード)

    以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerを停止します。

    /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr -s
  8. RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定している場合、RDB管理情報専用パーティションをマウントします。

  9. Oracle Solaris Clusterで、RDB管理情報専用パーティションをGlobal File Systemで作成する場合、Systemwalker Centric Managerで使用する共有ディスク上のデバイスグループをセカンダリノードへスイッチオーバします。

  10. 旧版の環境の退避(セカンダリノード)

    セカンダリノードで、本バージョンのSystemwalker Centric ManagerのDVDをDVD装置にセットし、以下のコマンドを実行します。

    【Solaris版】

    DVDマウントポイント/Solaris/unx/tool/swmove [-b 退避先のディレクトリ名]

    Red Hat Enterprise Linux 5

    DVDマウントポイント/Linux/RHEL5/unx/tool/swmove [-b 退避先のディレクトリ名]

    Red Hat Enterprise Linux 6/Red Hat Enterprise Linux 7

    DVDマウントポイント/Linux/RHEL6/unx/tool/swmove [-b 退避先のディレクトリ名]

    退避先のディレクトリ名は、フルパスを指定します。

    swmove(移行用退避コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド”、および“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

  11. RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定している場合、RDB管理情報専用パーティションをアンマウントします。Oracle Solaris Clusterで、パーティションをGlobal File Systemで作成する場合はアンマウント不要です。