SSH通信でアプリケーション、またはサーバ性能を監視するポリシーを配付するときに、通信環境タブの起動アカウントに不正なアカウント、パスワード、またはドメイン名を指定すると、ポリシーの配付が成功しても監視は失敗します。この後、このポリシーの内容を変更したときの動作が以下のように変更されています。
以下のメッセージのどれかが出力されることがあります。
MpAppMals: エラー: 1013: ファイル一覧の取得に失敗しました。(%1) |
%1:ディレクトリ名
MpTrfMals: エラー: 1013: ファイル一覧の取得に失敗しました。(%1) |
%1:ディレクトリ名
ソース ""MpAppMals"" からのイベント ID 1013 の説明が見つかりません。 このイベントを発生させるコンポーネントがローカル コンピューターに インストールされていないか、インストールが壊れています。(後略) |
ソース ""MpTrfMals"" からのイベント ID 1013 の説明が見つかりません。 このイベントを発生させるコンポーネントがローカル コンピューターに インストールされていないか、インストールが壊れています。(後略) |
メッセージは出力されません。
以下の全ての条件を満たす場合、監視するイベント監視の本文に非互換があります。
非デプロイ方式で監視した場合
収集対象のサーバ/クライアントが、Windows Server 2012以降/ Windows 8以降の場合
Windows Server 2012以降/Windows 8以降 のイベントログを監視できません。
Windows Server 2012以降/Windows 8以降のイベントログを監視できますが、イベントログの"説明"について、1行の文字列が62バイトより長い場合、62バイトごとに改行コードが入ります。
また、従来はイベントログの"ソース"、"タスクのカテゴリ"(注1)、"説明"を結合しSJISで表現した文字列の、先頭から2043バイトまでを監視しましたが、以下のように変更となります。
イベントログの"ソース"、"タスクのカテゴリ"(注1)、"説明"(注2)を結合しSJISで表現した文字列の、先頭から2043 - (改行コードの数(注3) × 17)バイトまでを監視します。
注1)
"タスクのカテゴリ"に「なし」という文言が表示されている場合は、0バイトとして計算します。
注2)
"説明"の一部として入っている改行コードと、62バイトごとに入る改行コードの両方を含みます。
注3)
"説明"(注2)に含まれる各改行コードのバイト数をそれぞれ18バイトとして計算した時に、イベントログの"ソース"、"タスクのカテゴリ"(注1)、"説明"(注2)を結合しSJISで表現した文字列の、先頭から2043バイトまでに含まれる、改行コードの数。
V13.6.1以降の場合、イベント監視の条件定義でインストールレス型エージェントで監視するイベントを特定する場合は、ラベル、エラー種別、およびイベントIDで特定するか、イベントログの"説明"内の62バイトより前の部分の文字列を指定してください。