イベントの種類が“なし”の場合のイベントの扱いについて
Windowsのイベントログに出力されるメッセージにはイベントの種類が格納されており、イベントの種類によってエラー種別、重要度を設定し付加しています。
Systemwalker Centric Manager V12.0L10/12.0以降では、イベントの種類が“なし”の場合のイベントの扱いについて、以下のように変更を行っています。
V/L | エラー種別 | 重要度 |
---|---|---|
V11.0L10/11.0以前 | エラー | 最重要 |
V12.0L10/12.0以降 | 情報 | 一般 |
この変更によって、旧版で表示されていたイベントが、バージョンアップ後に表示されなくなる場合があります。
なお、イベントの扱いを旧版と同様にしたい場合は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照して、設定を変更してください。
イベントに付加される監視イベント種別の初期値について
Systemwalker Centric Manager V12.0L10/12.0以降では、以下のイベントについてイベント発生時に監視イベント種別の初期値を設定してイベントの通知を行っています。(V11.0L10/12.0以前では付加せず通知しています。)
以下のイベントについて、イベント監視の条件定義で監視イベント種別を使用したフィルタリングを行っている場合は注意が必要です。
Systemwalker Operation Managerとの連携イベント
→“バッチ業務”
Systemwalker Centric Managerのスクリプト機能を使用して発生させたイベント
→“その他”
opagtdで始まるメッセージ(メッセージID:47、205)【Solaris版】
→“システム”
MpOpagtで始まるメッセージ(メッセージID:47)
→“アプリケーション”
アプリケーション稼働違反イベント/アプリケーションしきい値違反イベント("^UX:apagt$"、"AP:apagt"の定義)
→“アプリ管理”