Systemwalker Centric Managerおよび、Systemwalker Operation Managerが混在した場合に通知されるイベントについて【Windows版】
Systemwalker CentricMGR V10.0L20以前と比較して、Systemwalker Operation Managerから通知される以下のメッセージの出力形式を変更しています。
ジョブネットが異常終了したイベントがSystemwalker Centric Managerに通知された場合
[変更前]
jobschExit: エラー:399: ジョブネットが異常終了しました.ジョブネット名称=%1 ジョブネット名=%2 コード=%3 プロジェクト名=%4 サブシステム番号=%5
[変更後]
jobschExit: エラー: 399: ジョブネットが異常終了しました.ジョブネット名称=%1 ジョブネット名=%2 コード=%3 プロジェクト名=%4 サブシステム番号=%5
クラスタシステムでSystemwalker CentricMGRの共有ディスクファイル監視を行っている場合について【Solaris版/Linux版】
10.1/V10.0L20以前のクラスタシステムで、Systemwalker CentricMGRの共有ディスクファイル監視を行っている場合、以下の発生条件すべてに一致すると、業務起動における共有ディスクのマウントに失敗し、業務が異常終了して待機システムに移動します。また、業務の移動によるアンマウントに失敗し、システムが強制停止され、すべての業務が待機システムに移動する現象が発生します。
11.0/V11.0L10以降では共有ディスクファイルの監視方法を、コマンドモードに設定する必要があります。また、このとき、共有ディスクファイル監視定義ファイルに指定する項目が増えるため、以下の[共有ディスクファイル監視定義ファイル]を参照して定義を実施してください。
また、Systemwalker Centric Managerを起動する前に、opasfmon コマンドで監視モードをコマンドモードにする必要があります。またopasfmonコマンドで監視開始を指示する必要があります。[コマンド実行例]を参照してコマンドを実行してください。
発生条件を以下に記載します。
共有ディスクファイル監視を行っている
以下の状態のどれかに該当する
Systemwalker CentricMGR起動時、
または、
定期的な共有ディスクのファイルへのアクセス時
(ファイル監視間隔の指定に従う)
以下の状態のどれかに該当する
OS ブート時、
または、
業務のフェールオーバ発生時、
または、
業務のフェールバック発生時
以下の定義ファイルに監視対象ファイルのある共有ディスクのマウントポイントを追加してください。
/etc/opt/FJSVsagt/opashrfmon |
例)
monitor-file | label | errclass | work-file | mount-point(注) |
---|---|---|---|---|
"/shdisk1/app1.log" | "UX:app1" | ERROR | "" | "/shdisk1" |
注)
監視対象ファイルがある共有ディスクのマウントポイント名のフルパスを、" " で囲んで指定します。最大長は511バイトまでで、共有ディスクファイル監視を行う場合は必ず指定してください。
コマンドの実行例を以下に記載します。
モードの変更
/opt/systemwalker/bin/opasfmon -m cmd
監視開始の指示
/opt/systemwalker/bin/opasfmon -s monitor-file
opasfmonコマンドの詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。