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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

11.4.10 クライアントのIPアドレス変更後、強制配付に失敗する

対象バージョンレベル

原因

強制配付の構成情報に含まれるクライアントのIPアドレスが変更されていなかったため。

対処方法

クライアントの接続先サーバでクライアント定義を更新(IPアドレス変更)後、以下のいずれかの対処を行ってください。

  1. [強制配付]画面の操作でシステム構成定義ファイルを再作成する。

    1. [資源配付]ウィンドウの[ツール]メニューで[強制配付]を選択し、[強制配付]画面を起動します。

    2. 「システム構成」画面で“OWN”を選択し、「表示」メニューで“最新の情報に更新”を選択して実行します。

  2. 強制配付システム構成情報ファイル(clsys.txt)を直接編集する。

    1. 下記のファイルをエディタで開いてください。

      %drmsroot%\bin\clsys.txt
    2. 古いIPアドレスを検索し、新しいIPアドレスに書き換えてください。

      例)"10.20.30.40"→"11.22.33.44"

上記を行った後、[強制配付]画面またはコマンドで強制配付を実施してください。

備考

強制配付システム構成情報ファイル(clsys.txt)上でクライアントを定義している行は、以下のようになっています。

  "cl","クライアントシステム名","IPアドレス"