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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

11.3.3 サーバ配下のクライアントに対する強制配付に失敗しました

原因

該当のクライアント側でシステム環境変数「TMP」に定義されているフォルダ(C:\WINNT\TEMP)の実体が存在していなかった可能性があります。
ダウンロード対象資源は、[資源配付クライアント]設定画面-[実行環境]タブ内のDRMS管理ファイル格納ディレクトリに指定したフォルダ(デフォルトは C:\drms)で受信後、適用先に配置されます。

資源配付は、システム環境変数「TMP」に定義されたフォルダ(例:C:\WINNT\TEMP)を、一時作業域として以下の「1」「2」の処理で使用します。

  1. 圧縮ファイルの解凍処理

  2. 管理ファイルの更新処理

そのため、DRMS管理サーバ上で資源登録時に圧縮しなかった場合には、クライアントでは、上記の「2」の用途でのみ使用されます。「1」「2」の処理とも完了した後は、フォルダ内の一時ファイルを自動的に削除します。

なお、システム環境変数"TMP"の定義がない場合には、資源配付クライアントのインストールディレクトリ配下(例~D:\WIN32APP\MPWALKER.DM\mpdrmscl)が、一時作業域として利用されます。

確認ポイント

システム環境変数"TMP"に定義されているフォルダは、実在しますか。

対処方法

システム環境変数"TMP"に定義されているフォルダを作成し、強制配付を実施してください。