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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

10.2.2 「drmsdfn -a sys」、「drmsdlt -a sys」を繰り返し実行すると、ディスクビジーになる

対象バージョンレベル

原因

システムデーモンfsflushが、ファイルキャッシュの情報を定期的にディスク書き込みしているところに、資源配付側の処理が重なって遅くなっています。
fsflushは、システムのファイルキャッシュを制御するデーモンであり、一定間隔ごとに、キャッシュに格納された情報をディスクに書き込みます。

対処方法

DRMS管理ファイル(DRMS編集ファイルのdrmspathオプションで指定したディレクトリ配下のファイル群)がひとつのボリュームとして用意されている場合には、そのディスクをマウントする時に“/noatime”を指定してください。

/noatime:

マウントしたボリュームに対して、ファイルアクセス時間(ファイル更新時間とは別。参照しただけでかわる時間)の情報を、ディスクに書き込まない。DRMS管理ファイルとしては、アクセス時間は未使用。