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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

10.1.1 資源配付の起動時にイベントログに[イベントID:3]のメッセージが出力され、資源配付サービスの起動に失敗する

エラーメッセージ

エラー:00003:drmsの初期化に失敗しました.エラーコード(xxxxx  abort),詳細情報(,).

対象バージョンレベル

確認ポイント

システム負荷が高い状態で起動していませんか。
システム負荷が高い状態で資源配付を起動しようとしたことにより、資源配付の内部プロセスが一定時間に起動できないため、起動処理を中止しました。

対処方法

システム負荷の原因を取り除いた後に、資源配付を再起動してください。
fdiskなど、システム負荷が高くなるプログラムが動作している場合、これらのプログラムの終了後に資源配付を再度起動してください。場合によっては、サービスの制御が不可能となり、システムの再起動が必要となることも考えられます。

また、資源配付の起動完了待ち時間の設定を変更することで、回避することができます。初期値は60秒です。上記エラーメッセージが頻繁に発生する場合は、設定値を60秒以上に変更してください。

資源配付の起動完了待ち時間の設定は、DRMS編集ファイルで、以下のオプションを設定します。

init_timer  =  60  ~  3600

各サーバで、資源配付の起動完了待ち時間を60~3600までの10進数で秒単位で指定します。本オプションが省略された場合、60が指定されたものとみなします。