エラーメッセージ
UX:FJSVsivmg: ERROR: 5002: インベントリデータベースへのアクセス処理中に異常が発生しました.xxxxxxxx , detail=xxxx-xxxxxxxx ) |
対象バージョンレベル
Solaris版:5.2以降
Linux版:V11.0L10~V12.0L10
Linux for Itanium版:V12.0L10
原因
以下の操作を行う際は、コンソールの環境変数LANGと、システムロケール(LANG)は同一である必要があります。
インベントリデータベースを構築する場合
インベントリ管理機能(インベントリ収集、インベントリ情報表示、インベントリ検索)を使用する場合
インベントリデータベースを削除する場合
インベントリデータベース構築時と、SystemWalker/CentricMGR(Systemwalker Centric Manager)動作時のLANGの値が異なる状態の場合、インベントリ管理デーモンがインベントリデータベースへのアクセスを行った契機でデータベースアクセスエラーを引き起こし動作を停止します。
インベントリ管理デーモンが停止すると、エラーメッセージ「SystemWalker/CentricMGRのプロセス(cmprdmn)が正常に動作しているか確認して下さい」が出力されます(Solaris版 10.1以降およびLinux版、Linux for Itanium版)。
確認ポイント
以下の観点で、LANGの内容が同一であるかを確認します。
インベントリデータベースを作成した際のコンソールのLANG環境変数
システムロケール (LANG)
コンソールのLANG環境変数は、以下のコマンドで確認できます。
Solaris/Linux/Linux for Itanium の場合
# echo $LANG
システムロケールは、以下のファイル内容を参照し、「LANG」の項を参照することで確認できます。
Solarisの場合:/etc/default/init
Linuxの場合:/etc/sysconfig/i18n
Linux for Itaniumの場合:/etc/sysconfig/i18n
対処方法
以下の操作を行う際は、コンソールのLANG環境変数とシステムロケールを同等に設定してください。
インベントリデータベースを構築する場合
インベントリ管理機能(インベントリ収集、インベントリ情報表示、インベントリ検索)を使用する場合
インベントリデータベースを削除する場合
【LANG環境変数設定例】
Solaris版の場合
# LANG=ja
# export LANG
Linux版/Linux for Itanium版の場合
# LANG=ja_JP.eucJP
# export LANG
※)システムのロケールは以下のファイル内容を参照し、「LANG」の項を参照することで確認可能です。
Solaris版の場合: /etc/default/init
Linux版の場合: /etc/sysconfig/i18n
Linux版/Linux for Itanium版の場合: /etc/sysconfig/i18n