対象バージョンレベル
Windows版 Systemwalker Centric Manager V5.0L10~V13.2.0
Windows for Itanium版 Systemwalker Centric Manager V13.2.0
対処1
確認ポイント
簡易インベントリ収集機能と資源配付を利用したインベントリ収集機能の両方を使用していませんか。
それぞれ以下の方法で使用しているか確認できます。
簡易インベントリ収集機能
クライアント上で、[スタート]ボタンから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[環境設定]-[デスクトップ管理 クライアント動作環境設定]を選択します。
→[デスクトップ管理 クライアント動作環境設定]ダイアログボックスが表示されます。
[クライアント環境]タブを選択します。
[機能の実行]の[簡易資源配付]チェックボックス、または[インベントリ情報収集]チェックボックスがチェック されている場合は、簡易インベントリ収集機能を使用しています。
資源配付を利用したインベントリ収集機能
運用管理サーバで、DRMS編集ファイルのdbimportオプションが“yes”となってる場合は、資源配付を利用したインベントリ収集機能を使用しています。
対処方法
簡易インベントリ収集機能か資源配付を利用したインベントリ収集機能のどちらか一方の機能を使用しない設定をします。
それぞれの機能を使用停止する手順を以下に示します。
簡易インベントリ収集機能
運用管理サーバで、以下の手順を実施します。
[Systemwalkerコンソール]の[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[簡易資源配付]を選択します。
→[デスクトップ管理 動作環境設定]ダイアログボックスが表示されます。
[クライアント動作環境の設定]ボタンをクリックします。
→[クライアント動作環境の設定]ダイアログボックスが表示されます。
[クライアント環境]タブを選択します。
[機能の実行]の[簡易資源配付]チェックボックス、および[インベントリ情報収集]チェックボックスのチェックを外します。
[OK]ボタンをクリックした後、ポリシーを配付してください。
資源配付を利用したインベントリ収集機能
運用管理サーバで、DRMS編集ファイルのdbimportオプションを“no”に変更してください。
対処2
原因
各クライアントにおいて、簡易インベントリ収集機能を利用したインベントリ収集を実行する設定になっている場合、複数のクライアントが同時にログオンすると、運用管理サーバに対して同時にアクセスされてタイムアウトが発生する可能性があります。
対処方法
運用管理サーバおよびクライアントにおいて、以下の対処を実施してください。
運用管理サーバ
[デスクトップ管理 サーバ動作環境設定]ダイアログボックスを起動します。
[クライアント通信環境の設定]ボタンをクリックします。
以下の項目の値を設定します。
[同時接続数] 5台
クライアント
[デスクトップ管理 クライアント動作環境設定]ダイアログボックスを起動します。
[クライアント環境]タブを選択し、以下の項目の値を設定します。
[サーバ応答待ち時間] 300 秒
[リトライ回数] 999 回
[リトライ間隔] 10 秒
詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。