対象バージョンレベル
Windows版 V5.0L10~V13.2.0
Windows for Itanium版 V13.0.0~V13.2.0
原因
簡易インベントリ収集と資源配付機能によるインベントリ収集を併用する際、使用するクライアント名として、機能ごとに異なる設定をして運用すると、インベントリデータベースには、それぞれの機能で収集したインベントリ情報がそれぞれ登録されます。
しかし、[Systemwalkerコンソール]からは一方の情報しか参照できないため、意図しないインベントリ情報が表示されることがあります。
対処方法
以下の復旧手順を実施してください。
[Systemwalkerコンソール]のメニューコマンド“オブジェクト”の“インベントリ情報の検索”を実行して、インベントリ情報で検索を起動します。
簡易インベントリ収集で指定したクライアント名(XXXX)と資源配付機能によるインベントリ収集で使用されるクライアント名(YYYY)が異なるクライアントに対して、検索条件“TCP/IP情報”の“IPアドレス”を使用してインベントリ検索を実施します。
[検索結果一覧]には、以下のとおり複数のクライアント名が表示されます。
XXXX
YYYY
【“YYYY”を削除する場合】
プログラムメニューの[Systemwalker Centric Manager]の[資源配付]を実行して、資源配付を起動します。
資源配付のノードツリーを“YYYY”から“XXXX”に変名します(※)。
【“XXXX”を削除する場合】
プログラムメニューの[Systemwalker Centric Manager]の[資源配付]を実行して、資源配付を起動します。
資源配付のノードツリーを“YYYY”から“XXXX”に変名します(※)。
資源配付のノードツリーを“XXXX”から“YYYY”に変名します(※)。
プログラムメニューの[Systemwalker Centric Manager]の[環境設定]-[デスクトップ管理 クライアント設定]を実行して、[デスクトップ管理クライアント動作環境設定]を起動します。
[デスクトップ管理クライアント動作環境設定]の[クライアント環境]タブにある[クライアント名]に“YYYY”を設定します。
※インベントリデータベースに情報が反映されるまでには、最大5分の時間間隔があります。