運用管理クライアントから運用管理サーバに接続すると、以下のエラーメッセージが出力されて[資源配付]ウィンドウが起動できないことがあります。
エラーメッセージ
資源配付を起動する権限がありません |
対象バージョンレベル
V5.0L10以降
確認ポイント
接続先のサーバはドメインコントローラではありませんか。
ドメイン認証を行う場合は、接続先のサーバでDRMS編集ファイルのwindomain_nameオプションを指定する必要があります。
対処方法
以下の対処を行ってください。
接続先のサーバでDRMS編集ファイルのwindomain_nameオプションを指定します。
資源配付サービスを再起動します。
再度、運用管理クライアントから運用管理サーバに接続します。
発生事例
運用管理サーバのスタートアップアカウントに権限が設定されていなかったために、資源配付サービス起動時、『資源配付を起動する権限がありません』とメッセージが出力され、起動できませんでした。
以下の手順で、運用管理サーバの権限の変更を実施してください。
"Systemwalker ACL Manager"サービスを停止します。
"Systemwalker ACL Manager"サービスのログオンアカウントを以下の条件を満たすドメインユーザ(管理者)に変更します。
運用管理サーバがインストールされたコンピュータ上のAdministratorsグループに所属する
ドメインの管理者権限をもつ
運用管理サーバ上で、以下の特権をもつ
オペレーティングシステムの一部として動作
サービスとしてログオン
"Systemwalker ACL Manager"サービスを起動します。