複数のクライアントに同じ資源を配付しているにもかかわらず、[対象システム-全体状況確認]画面でそれぞれのクライアントのプロパティを見ると、メンテナンス版数や個別資源の世代表示が異なっている場合があります。
対象バージョンレベル
V5.0L10以降
対処1
確認ポイント
クライアントからサーバに適用結果通知を行っていますか。
[資源配付クライアント設定]の[実行環境]タブの[ダウンロード実行環境設定]をクリックし、[ダウンロード実行環境設定]画面の“処理形態”が“受信のみ”に設定されていないか確認してください。
対処方法
資源配付クライアントから接続先サーバに適用結果を通知してください。
対処2
確認ポイント
クライアントの接続先サーバで、クライアントの適用結果を通知するためのスケジュール情報ファイル(DRMS編集ファイルのscheduleオプションで指定したファイル)の設定が誤っていませんか。
なお、スケジュール情報ファイルでクライアントの適用状況を通知するためには、以下の指定が必要です。
通知契機: type = time または ipl
対処方法
クライアントの接続先サーバのスケジュール情報ファイルを確認してください。そのうえで、運用管理サーバから接続先のサーバに対して状況検索を行ってください。
対処3
確認ポイント
3階層以上のサーバが接続されているシステムで、クライアントから複数の中継サーバを経由して適用結果を通知する場合、途中の中継サーバのスケジュール情報ファイル(DRMS編集ファイルのscheduleオプションで指定したファイル)の設定が誤っていませんか。
なお、スケジュール情報ファイルでクライアントの適用状況を通知するためには、以下の指定が必要です。
要求機能: func = complete(send)
通知契機: type = time または ipl
要求機能詳細: option = 通知先のノード名,notify(all)
対処方法
途中の中継サーバのスケジュール情報ファイルを確認してください。そのうえで、該当するサーバに対して運用管理サーバから状況検索を行ってください。