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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

7.1.13 [資源配付]ウィンドウでサーバポリシーを登録して配付したが、すべてのサーバにポリシーが反映されない

対象バージョンレベル

対処1

原因

ポリシーの作成方法に誤りがあります。
特定のサーバを選択した状態でポリシーを作成すると、そのサーバ向けのポリシーが作成され、そのサーバにだけ値を設定します。ほかのサーバでは、適用されても値は反映されません。

【例】

システムグループを使用せず、サーバポリシーを特定のサーバで設定し、それを全サーバへ配付した。

確認ポイント

すべてのサーバにポリシーが反映されるように[資源配付]ウィンドウ操作をしましたか。

対処方法

複数のサーバに対するポリシーを作成するには、システムグループを作成する必要があります。

  1. [資源配付]ウィンドウの[対象システム]サブウィンドウの下半分にある[システムグループ]を右クリックし、[システムグループの追加]を選択します。

  2. 任意のシステムグループ名を入力して、[追加]ボタンをクリックし、サーバを追加します。

  3. 作成したシステムグループをクリックした後に、ポリシー作成を行います。

    →対象システムの選択画面が表示されます。

  4. 作成したグループを選択してポリシーを作成してください。

対処2

原因

既存のポリシー情報は前回情報として画面に表示されても、本当に内容に変化がないと、配付すべきポリシーとして認識されません。(単に「更新」ボタンを押すだけでは、変更と認識されません。)

【例】

増設サーバへのポリシーは、既存のポリシーを送っても無効です。

確認ポイント

増設サーバがある場合、新たにその増設サーバを指定してポリシーを新規作成してください。

対処方法

サーバ増設時の作業手順の例を以下に示します。

  1. まず、増設したコンピュータの環境設定値を、既存コンピュータのレベルに合わせます。

    1. 増設したコンピュータだけを含む、一時的なシステムグループを作成します。

    2. 1)のシステムグループを選択して、今までポリシーで設定した項目をすべて含むポリシーを作成します。

    3. 1)のシステムグループを指定して、2)のポリシーを配付します。
      増設コンピュータがサーバ1台だけなら、システムグループを作成しないで、その増設サーバを指定してポリシーを作ってください。

  2. 以降、既存コンピュータおよび増設コンピュータにポリシーを配る場合は、既存のシステムグループを選択して、ポリシーを作成・配付します。(既存のシステムグループへは、増設コンピュータを中継配下に追加した時点で自動追加されているはずです。)