ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

6.2.4 レコーダで差分情報を保存中に、警告メッセージボックスが表示され保存処理が完了しないことがある

対象バージョンレベル

原因

差分情報を取得できなかったのが原因です。
iniファイルの保存処理は、通常のファイルとは異なり、適用先の条件に合わせて、iniファイルの内容をコピーし、差分情報として保存しています。保存処理時に、対象となるiniファイルが別のプログラムで使用している場合、ファイルオープンに失敗して、差分情報を取得することができません。

確認ポイント

差分情報を取得する場合に、不要なディレクトリを取得範囲に含めていませんか。

対処方法

以下の手順で対処してください。

  1. エラーメッセージダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックします。

    →レコーダの画面に戻ります。

  2. [STOP]ボタンをクリックし、レコーディングを終了します。

  3. レコーダ画面で、どのフォルダに対するアクセスエラーか確認してください。

  4. レコーディング対象として必要か確認してください。不要であれば、レコーディング取得範囲からはずしてください。差分として記録する必要がある場合は、レコーディング処理中に該当iniファイルへのファイル競合が発生しないようにしてください。