対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:全V/L
Systemwalker Software Delivery
Windows版:全V/L
確認ポイント
資源登録を行ったシステム(アップロードクライアント、または運用管理サーバ)で、サマータイム(夏時間)が無効にもかかわらず、夏時間の時差(-1時間)が設定されていませんか。
夏時間の時差は、下記レジストリの設定値です。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\TimeZoneInformation\DaylightBias |
一般に、デフォルトとして-60(dword:0xffffffc4)が設定されます。・0時から9時の間に、資源登録を行っていませんか(日本の場合)。
原因
資源配付の障害により、UTC時刻とローカル時刻の日付が異なるタイミングで資源登録時に行った場合、夏時間(サマータイム)が有効と判定してしまうことが原因です。
対処方法
現象が発生する資源(世代)について、配付・適用済みのあて先システムを含めて、削除してください。
その後、以下のどちらかの対処により、資源(世代)を再登録し、配付し直してください。
夏時間の時差情報を「0」に設定する
資源登録を行うシステムで以下の手順を実施することで、夏時間の時差(レジストリDaylightBiasの設定値)に「0」が設定されるため、現象を回避できます。
[コントロールパネル]から[日付と時刻]を選択します。
[タイムゾーンの変更] タブをクリックします。
デフォルトで選択されている [(GMT+09:00) 大阪、札幌、東京] を、一時的に別のタイムゾーンに変更します。
[OK] をクリックします。
タイムゾーンを [(GMT+09:00) 大阪、札幌、東京] に選択し直します。
[OK] をクリックします。
[OK] をクリックします。
システムを再起動します。
※夏時間の時差が「0」に変更されたかどうかは、レジストリエディタで"DaylightBias"を検索して確認してください。
運用により対処する
ローカル時刻が協定世界時と同じ日付になってから資源登録を行うことで、本障害を回避できます。
例)日本の場合、「09:00~23:59」の間に資源登録を行う。