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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

4.5.6 バッチファイルの適用処理が、Windows 9x系のクライアントだけ異常となる

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

バッチファイルの判定文がWindows 9x系の構文になっていますか。

対処方法

バッチファイルは、Windows NT系とWindows 9x系で互換性のないものがあります。資源配付で配付するバッチファイルには、Windows 9x系で動作する構文で記述したものを作成し、Windows NT系とWindows 9x系の両システムに対し、同一のバッチファイルを配付してください。

以下に間違えやすい非互換の例を示します。以下の場合には、Windows 95の判定文を利用するようにしてください。

対処2

確認ポイント

drmscmpコマンドの実行時に、start /Wを付加していますか。

対処方法

dwldrms.exeは、実行したバッチファイルが終了した段階で、バッチファイル中のdrmscmpの実行結果を参照します。
同期を正しくとらない現象が発生することにより、drmscmpが実行中にdwldrms.exeがdrmscmpの実行結果を参照しようとすると、本事象が発生します。

以下の対処により本現象の発生を予防できます。

%drmsc%\drmscmp -a script -c 0
        ↓
start /W %drmsc%\drmscmp -a script -c 0