対象バージョンレベル
V5.0L10~V12.0L10
5.0~12.0
対処1
確認ポイント
バッチファイルの判定文がWindows 9x系の構文になっていますか。
対処方法
バッチファイルは、Windows NT系とWindows 9x系で互換性のないものがあります。資源配付で配付するバッチファイルには、Windows 9x系で動作する構文で記述したものを作成し、Windows NT系とWindows 9x系の両システムに対し、同一のバッチファイルを配付してください。
以下に間違えやすい非互換の例を示します。以下の場合には、Windows 95の判定文を利用するようにしてください。
Windows NT4.0の場合
IF %ERRORLEVEL% EQU 0 goto CHK
Windows 95の場合
IF ERRORLEVEL 0 goto CHK
対処2
確認ポイント
drmscmpコマンドの実行時に、start /Wを付加していますか。
対処方法
dwldrms.exeは、実行したバッチファイルが終了した段階で、バッチファイル中のdrmscmpの実行結果を参照します。
同期を正しくとらない現象が発生することにより、drmscmpが実行中にdwldrms.exeがdrmscmpの実行結果を参照しようとすると、本事象が発生します。
以下の対処により本現象の発生を予防できます。
%drmsc%\drmscmp -a script -c 0 |