対象バージョンレベル
V5.0L10以降
5.0以降
確認ポイント
適用対象のファイルにほかのアプリケーションとの間で、アクセス競合が発生していませんか。
ウィルス対策ソフトウェアが動作している場合、アクセス競合が発生しやすくなります。
対処1
対処方法
ウィルス対策ソフトウェアの動作とほぼ重なっていた場合は、ウィルス対策ソフトウェアの動作が完了した後、以下の方法で手動適用を使用して適用処理を行ってください。
[資源配付]ウィンドウ
[資源の配付]ダイアログボックスで、[適用種別]を[手動適用]にして、配付します。
コマンド
drmssndコマンドで、-kオプションに“man”を指定して実行します。
なお、次回以降は、資源配付の適用処理を行う場合は、ウィルス対策ソフトウェアの動作スケジュールは避けるようにしてください。
備考
drmssndコマンド
ユーザ資源データの送信を指示します。本コマンドは、運用管理サーバから部門管理/業務サーバにユーザ資源を単体でダウンロードするとき、部門管理/業務サーバから部門管理/業務サーバにユーザ資源を単体でダウンロードするとき、または開発システムから運用管理サーバにユーザ資源を単体でアップロードするときに使用します。
-kオプション
送信する適用種別を指定します。manは、手動適用です。
対処2
対処方法
以下のどちらかの資源配付の機能を使用して対処してください。
ウィルス対策ソフトウェアのサービスを自動起動ではなく、資源配付の適用結果に応じて起動されるバッチプログラム(astart.bat/ nstart.bat)により、ウィルス対策ソフトウェアのサービスを起動してください。
配付資源の前処理バッチでウィルス対策ソフトウェアの停止、後処理バッチでウィルス対策ソフトウェアの起動を行ってください。
対処3
対処方法
ウィルス対策ソフトウェアで、以下のディレクトリを監視対象外として運用します。
DRMS編集ファイル中で指定するwork_dirのディレクトリ
資源配付実行時のカレントディレクトリ