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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

4.3.7 ダウンロード中に世代不整合となり、ダウンロード処理が失敗する

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

配付元サーバのDRMS管理ファイル(DRMS編集ファイルのdrmspathオプションで指定したディレクトリ配下のファイル群)を復元した、または資源配付後に最新世代の削除を行っていませんか。

対処方法

配付元サーバに対して、運用管理サーバから最新世代を配付して、不足している世代を復旧してください。

最新世代を配付する方法を以下に示します。

備考

drmssndコマンド

ユーザ資源データの送信を指示します。本コマンドは、運用管理サーバから部門管理/業務サーバにユーザ資源を単体でダウンロードするとき、部門管理/業務サーバから部門管理/業務サーバにユーザ資源を単体でダウンロードするとき、または開発システムから運用管理サーバにユーザ資源を単体でアップロードするときに使用します。

-eオプション

どの世代まで転送するかを世代識別名で指定します。世代識別名は、ASCII(8文字以内)の先頭が英字で始まる英数字で指定します。

対処2

確認ポイント

配付元サーバの世代圧縮(DRMS編集ファイル上のsave_gennumで指定)により、古い世代が削除されていませんか(省略値:50)

対処方法

ほかの正常なクライアントからDRMS管理ファイル([DRMS管理ファイル格納ディレクトリ]で指定したディレクトリ配下のファイル)をコピーし、そのDRMS管理ファイルを該当クライアントに上書きしてください。

DRMS管理ファイルの上書き後、以下のファイルをDRMS管理ファイル配下から削除してください。

備考

gencheckオプションは、資源配付時に世代チェックを行うかどうかを設定するサーバ側のオプション(デフォルトでは“gencheck=YES”)です。世代不整合エラーが発生しているクライアント台数が多い場合は、サーバ側のgencheckオプションを一時的に変更することでも問題回避が可能です。

  gencheck = NO

“gencheck=NO”の場合は世代チェックを行わず、世代・レベルが一致しない場合は、サーバに保有されたユーザ資源の全世代、全レベルを配付します。