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Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 部品リファレンス
FUJITSU Software

C.2 [パラメーター]タブで設定したパラメーターの受け渡し

汎用Rスクリプト部品、汎用SQL部品、および汎用コマンド部品では、各部品のプロパティ設定画面の[パラメーター]タブで設定したパラメーターを、埋め込み文字列を使って参照することができます。

埋め込み文字列は、[パラメーター]タブで設定した変数名を、"$"または、“$$"でくくった形式で記述します。それぞれの、使用できる汎用部品と部品実行時の動作は次のとおりです。

項番

埋め込み文字列の形式

部品実行時の動作

使用できる汎用部品

1

$[パラメーター]タブで設定した変数名$

埋め込み文字列は、[パラメーター]タブの[値]欄に設定した文字列に置き換えられます。

  • 汎用Rスクリプト部品

  • 汎用SQL部品

  • 汎用コマンド部品

2

$$[パラメーター]タブで設定した変数名$$

この形式は、汎用コマンド部品にて、[パラメーター]タブの[値]欄に設定される値がマルチバイト文字を含む場合に使用します。

埋め込み文字列は、[パラメーター]タブの[値]欄に設定した文字列が格納されたファイルの絶対パスに置き換えられます。

ファイルは、埋め込み文字列を使用している部品の実行時に自動的に作成され、実行が終わったら削除されます。ファイル名およびパスは、本製品によって自動的に決められます。

このファイルの文字コードはByte Order MarkなしのUTF-8です。

汎用コマンド部品

『$[パラメーター]タブで設定した変数名$』の形式の例
[パラメーター]タブ

No.

変数名

パラメーター名

1

param1

パラメーター1

10

2

param2

パラメーター2

test_value

埋め込み文字列、および部品実行時の文字列

埋め込み文字列

部品実行時の文字列

$param1$

10

$param1$_abcd

10_abcd

$param1$_$param2$

10_test_value

『$$[パラメーター]タブで設定した変数名$$』の形式の例
[パラメーター]タブ

No.

変数名

パラメーター名

1

param1

パラメーター1

富士通株式会社

[コマンド]タブでの埋め込み文字列の記述
C:\user\tool\foobar.exe -i "$input$" -o "$output$" -p1 "$$param1$$"
コマンド実行時のコマンドライン文字列
C:\user\tool\foobar.exe -i "$input$" -o "$output$" -p1 "C:\Fujitsu\IBAMS\Runtime\...\XXX.txt"

※XXX.txtのパスおよびファイル名は本製品によって自動的に決められます。

コマンドラインに渡されるファイル(上記の例のXXX.txt)の内容
1行目: 富士通株式会社