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Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 分析フロー設計・開発ガイド
FUJITSU Software

3.1.3 分析結果の出力先を決める

分析が完了した結果の出力先を決めます。出力先は以下から選択できます。

ファイル

分析サーバ上のファイルに、任意の形式のテキストデータ、または、バイナリデータを出力します。
出力されるファイル名は、以下のようになります。

[ファイルのプレフィックス]+[分析結果出力の年月日(yyyymmdd)]+[分析結果出力の時分秒ミリ秒(hhmmssSSS)]+[.拡張子]
ビルトインデータストア

任意の形式のテキストデータ、または、バイナリデータを出力します。ビルトインデータストアでは以下が可能です。

  • 分析結果が100世代まで自動的に履歴管理されます。

  • 分析フローエディタで分析結果を確認したり、ダッシュボード上でグラフなどを表示したりすることができます。
    なお、分析結果をダッシュボード上にグラフなどで表示するためには、プレゼンテーション用の環境を構築する必要があります。詳細は、“プレゼンテーション構築ガイド”を参照してください。

  • 分析サーバ運用管理コマンドで分析結果をバックアップ・リストアすることができます。
    詳細は、“運用ガイド”の“バックアップ・リストア”を参照してください。

データベース

分析サーバまたはDBサーバ上のデータベースに出力します。
利用できるデータベースについては、“システム構築ガイド”の“関連ソフトウェア”を参照してください。

それぞれ以下の点について決めておきます。

結果の出力先

情報の種類

調査項目

ファイル

格納先情報

  • 分析サーバ上のディレクトリ

  • ファイルのプレフィックス

  • 拡張子

ビルトインデータストア

データ形式

  • テキストか、バイナリか

    テキストの場合、以下(バイナリはなし)

    • 文字コード

    • 文字コードがUTF-8の場合、ByteOrderMarkの有無

    • 改行コード

    • 区切り文字

データ構成

(テキストの場合)

  • ヘッダーの有無

  • ヘッダー行番号

  • データ開始行番号

データベース

格納先情報

  • データベースのホスト名

  • データベースのポート番号

  • データベース名

  • データベースのユーザーIDとパスワード

データ構成

  • データベースのスキーマ名とテーブル名

  • データの項目数と項目名

分析結果の格納先の情報は、出力データストアとして定義しておきます。
出力データストアの定義については、“第7章 出力データストアの管理方法”を参照してください。

注意

ファイルの場合、分析結果ごとにファイルのプレフィックスを変えるなど、複数の分析結果の出力先が同じファイルにならないようにしてください。