ページの先頭行へ戻る
Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 分析フロー設計・開発ガイド
FUJITSU Software

1.2 分析フロー設計・開発の流れ

分析フローは、以下の手順で設計・開発を行います。

分析フローの配備について

分析フローエディタで作成する分析フローは、以下の2つの状態があります。

保存状態

作成途中で一時保存の状態。分析フローエディタで「保存」すると、この状態になります。この状態では実行はできません。

配備状態

完成し実行可能な状態。分析フローエディタで、保存された分析フローを「配備」すると、この状態になります。この状態では編集して上書き保存したり、削除したりすることはできません。この場合、配備解除してください。
ただし、実行中の場合には配備解除できません。

ポイント

分析フローを構成する以下のノードは、分析フローの作成前に定義する必要があります。定義には「保存状態」と「配備状態」の2つの状態があります。保存状態は、定義が作成途中であるため、分析フローにノードとして配置できません。定義を完成させて配備状態にすると、分析フローにノードとして配置できます。

分析フローの作成から実行までは、次のような流れになります。

参考

分析フローの設計・開発の例として、分析フローのサンプルを提供しています。
分析フローのサンプルに関連する情報は、分析サーバ、開発環境クライアントの双方の以下のディレクトリに格納しています。

  • 分析サーバの場合

    Windows[インストール先ディレクトリ]\Runtime\samples
    Linux/opt/FJSVbamsr/samples
  • 開発環境クライアントの場合

    [インストール先ディレクトリ]\Studio\samples

詳細は、それぞれのサンプルのディレクトリに格納してある説明書(Readme.txt)を参照してください。

  • 「クレジットカードスコアリングモデル」に関する情報

    • 分析サーバの場合

      Windows[インストール先ディレクトリ]\Runtime\samples\CreditCardScoring
      Linux/opt/FJSVbamsr/samples/CreditCardScoring
    • 開発環境クライアントの場合

      [インストール先ディレクトリ]\Studio\samples\CreditCardScoring
  • 「クロス集計&プレゼンテーション連携」に関する情報

    • 分析サーバの場合

      Windows[インストール先ディレクトリ]\Runtime\samples\CrossTabulation
      Linux/opt/FJSVbamsr/samples/CrossTabulation
    • 開発環境クライアントの場合

      [インストール先ディレクトリ]\Studio\samples\CrossTabulation
  • 「Hadoop連携」に関する情報

    • Linux分析サーバの場合

      /opt/FJSVbamsr/samples/Hadoop
    • 開発環境クライアントの場合

      [インストール先ディレクトリ]\Studio\samples\Hadoop

インストール先ディレクトリを初期値から変更した場合は、分析フローのサンプルで使用しているデータストアの定義を変更してから、分析フローを実行してください。定義の変更手順は、説明書(Readme.txt)を参照してください。