GUIを使用する場合のインストール手順について説明します。
注意
X Window System環境においてグラフィックモードの設定をtrueカラー(depthを24bit)、画面サイズをXGA(1024x768)以上にする必要があります。手順は以下のとおりです。詳細については、Solarisのマニュアルを参照してください。
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fbconfig -res 横幅x縦幅x周波数 nocheck -depth 24
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フォント・スタイル・マネージャでフォントのサイズをMediumに設定する必要があります。フォントサイズが異なると、GUI上の文字が表示しきれない場合があります。
環境変数LANGに、文字コード系がEUC環境の場合“ja”を、シフトJIS環境の場合“ja_JP.PCK”を、UTF-8環境の場合“ja_JP.UTF-8”を指定してください。
Shunsakuのインストールスクリプト(install.sh)を起動します。
(デバイス名/dev/dsk/c0t4d0s2や、マウントポイント/mntは、お使いの環境によって異なります。お使いの環境にあわせて変更してください)
# mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t4d0s2 /mnt # cd /mnt/solaris_client # ./install.sh
実行後に表示される画面で、[インストール]を実行してください。
注意
“FSP_FJSVCIR_CIRINST”から始まるメッセージが表示された場合、“F.5.1 FJSVcirが出力するエラーメッセージ”を参照し、対処してください。
「インストールタイプの選択」画面で、[カスタム]を選択し、[次へ]をクリックします。
「インストール機能の選択」画面で、[Interstage Shunsaku Data Manager]を選択し、“インストールディレクトリ”を指定します。
注意
パッケージを格納するディレクトリ名を、絶対パスで指定します。
指定するディレクトリ名には、“#”、全角文字および空白は指定できません。
指定するディレクトリは、あらかじめ作成しておいてください。
Java API、XML変換機能など、Java環境を利用する場合は、インストールディレクトリのパス名に、“;”、“%”、“^”または“!”を使用しないでください。お使いのJava環境により、正常に動作しない場合があります。
「インストール機能の選択」画面で、[Symfoware連携]機能をチェックし[次へ]をクリックします。
注意
データベースサーバでShunsakuのAPI機能を併せて使用する場合は、「インストール機能の選択」画面で、[Symfoware連携]機能および[API]機能をチェックし[次へ]をクリックします。
「インストールの内容確認」画面で、設定内容に誤りがなければ、[次へ]をクリックします。インストールが開始されます。
注意
以下のようなエラーメッセージが表示される場合があります。
'CIRuntime Application' is already running. This installer cannot run at the same time.
「アンインストールと管理(ミドルウェア)」を終了し、Shunsakuをアンインストール(注)してから再度インストールを実行してください。
注)Shunsakuのアンインストール手順については、“第7章 アンインストール”を参照してください。
アンインストール時に以下のようなメッセージが出力されますが、アンインストールを続行してください。
Internal error. Sub shell has terminated abnormally.(Shell= /opt/FJSVcir/cir/bin/cimanager.sh,Exit Code=35)
以下のようなエラーメッセージが表示された場合、“F.5.3 復帰コードとエラーメッセージ”を参照し、対処してください。
Internal error. Sub shell has terminated abnormally.(Shell=[呼び出したファイル名],Exit Code=[復帰コード])
インストール完了後、「インストール結果」画面で、インストールログを保存するために、[次へ]をクリックします。
「インストールログの出力」画面で、[インストールログを保存する。]がチェックされていることを確認後、“出力先ディレクトリ”を指定し、[終了]をクリックします。