“インストールガイド”の“ディレクトリサービスで使用するリポジトリの構築”で指定した管理者用DNのパスワードを変更する方法について説明します。
OSの管理者権限を持ったユーザーで分析サーバのマシンにログインします。
分析サーバを停止します。詳細は“2.2 分析サーバの停止”を参照してください。
ディレクトリサービスの情報を変更します。
以下のコマンドを実行して、分析サーバのセットアップで作成したディレクトリサービスを停止します。
/opt/FJSVbamsr/tools/opendj/bin/stop-ds
以下のコマンドを実行して、新しいパスワードを符号化します。
/opt/FJSVbamsr/tools/opendj/bin/encode-password -s SSHA512 -c 新しいパスワード
パスワードは、以下の文字数・文字種の範囲で設定してください。
入力項目 | 文字数・範囲 | 利用可能な文字種 |
---|---|---|
管理者用DNのパスワード | 128文字以下 |
|
符号化したパスワードを設定します。/opt/FJSVbamsr/tools/opendj/config/config.ldifを開き、dn: cn=Directory Manager,cn=Root DNs,cn=config以降にあるuserpassword: に、符号化したパスワードを記載します。
以下のコマンドを実行して、停止したディレクトリサービスを起動します。
/opt/FJSVbamsr/tools/opendj/bin/start-ds
ディレクトリサービスにアクセスするときのパスワードを変更します。
任意のファイルに、以下のように新しいパスワードを記載します。
LDAPAccessUserPassword=新しいパスワード
以下のコマンドを実行して、パスワードを変更します。
sh /opt/FJSVbamsr/tools/FJSVibpm/engine/server/deployment/bin/importProperties.sh 上記のファイルの絶対パス 内部データベース管理者ユーザー 内部データベース管理者ユーザーのパスワード Default
内部データベース管理者ユーザー/内部データベース管理者ユーザーのパスワードには、セットアップパラメーターファイルで指定した値を設定してください。詳細については、“コマンドリファレンス”の“ユーザー認証”を参照してください。
分析サーバを起動します。詳細は“2.1 分析サーバの起動”を参照してください。