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Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 運用ガイド
FUJITSU Software

6.4.5 管理者用DNのパスワード変更

“インストールガイド”の“ディレクトリサービスで使用するリポジトリの構築”で指定した管理者用DNのパスワードを変更する方法について説明します。

  1. OSの管理者権限を持ったユーザーで分析サーバのマシンにログインします。

  2. 分析サーバを停止します。詳細は“2.2 分析サーバの停止”を参照してください。

  3. ディレクトリサービスの情報を変更します。

    1. 以下のコマンドを実行して、分析サーバのセットアップで作成したディレクトリサービスを停止します。

      /opt/FJSVbamsr/tools/opendj/bin/stop-ds
    2. 以下のコマンドを実行して、新しいパスワードを符号化します。

      /opt/FJSVbamsr/tools/opendj/bin/encode-password -s SSHA512 -c 新しいパスワード

      パスワードは、以下の文字数・文字種の範囲で設定してください。

      入力項目

      文字数・範囲

      利用可能な文字種

      管理者用DNのパスワード

      128文字以下

      • 半角英数字

      • 半角記号(','、'+'、'='、'-'、'.'、'_')

    3. 符号化したパスワードを設定します。/opt/FJSVbamsr/tools/opendj/config/config.ldifを開き、dn: cn=Directory Manager,cn=Root DNs,cn=config以降にあるuserpassword: に、符号化したパスワードを記載します。

    4. 以下のコマンドを実行して、停止したディレクトリサービスを起動します。

      /opt/FJSVbamsr/tools/opendj/bin/start-ds
  4. ディレクトリサービスにアクセスするときのパスワードを変更します。

    1. 任意のファイルに、以下のように新しいパスワードを記載します。

      LDAPAccessUserPassword=新しいパスワード
    2. 以下のコマンドを実行して、パスワードを変更します。

      sh /opt/FJSVbamsr/tools/FJSVibpm/engine/server/deployment/bin/importProperties.sh 上記のファイルの絶対パス 内部データベース管理者ユーザー 内部データベース管理者ユーザーのパスワード Default

      内部データベース管理者ユーザー/内部データベース管理者ユーザーのパスワードには、セットアップパラメーターファイルで指定した値を設定してください。詳細については、“コマンドリファレンス”の“ユーザー認証”を参照してください。

  5. 分析サーバを起動します。詳細は“2.1 分析サーバの起動”を参照してください。