ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Service Quality Coordinator リファレンスマニュアル
FUJITSU Software

1.9.2 sqcDeleteReport(定期レポート削除コマンド)

機能説明

保存日数を超えた定期レポートを削除するコマンドです。スケジューラへ登録して定期レポートの自動削除に使用します。


■実行に必要な権限

Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。

注意

  • Windows Server 2008/Windows Vista以降の場合は、管理者権限で実行してください。

  • Windows Server 2008/Windows Vista以降のタスクスケジューラに登録して実行する場合は、登録するタスクのプロパティウィンドウ内で[全般]タブを選択し[最上位の特権で実行する(I)]にチェックを入れてください。


■実行環境

運用管理クライアントで実行可能です。


記述形式

<インストールディレクトリ>\bin\sqcDeleteReport.exe

-c console_define -d retention_days -w retention_days -m retention_days

<インストールディレクトリ>\bin\sqcDeleteReport.exe

-r tenant_name -d retention_days -w retention_days -m retention_days


オプション

-c console_define

削除対象レポートのコンソール定義名を指定します。コンソール定義名を指定してレポートを削除する場合、本パラメーターは省略できません。

本オプションは、-rオプションと同時に指定することはできません。


-d retention_days

日報の保存日数(0~1500)を指定します。本パラメーターは省略できません。


-w retention_days

週報の保存日数(0~1500)を指定します。本パラメーターは省略できません。


-m retention_days

月報の保存日数(0~1500)を指定します。本パラメーターは省略できません。


-r tenant_name

ServerView Resource Orchestratorと連携する場合に、削除対象レポートのテナント名またはL-Platform IDを指定します。テナント名またはL-Platform IDを指定してレポートを削除する場合、本パラメーターは省略できません。

本オプションは、-cオプションと同時に指定することはできません。


ポイント

保存日数を0と指定した場合、指定されたレポート形式に関して削除を行いません。

コマンド実行日時から、XX日以前に作成されたレポートを削除します。


復帰値

0 : 正常終了

>0 : 異常終了


使用例1

DefaultConsoleの定期レポートについて、日報の保存期間を10日、週報の保存期間を60日、月報の保存期間を365日とした場合のオプション指定例。

> sqcDeleteReport -c DefaultConsole -d 10 -w 60 -m 365


使用例2

テナントAの定期レポートについて、日報の保存期間を10日、週報の保存期間を60日、月報の保存期間を365日とした場合のオプション指定例。

> sqcDeleteReport -r テナントA -d 10 -w 60 -m 365