Systemwalker Service Quality Coordinatorは、ICTシステムの提供するサービス品質を可視化し、システム全体の最適化を支援するためのソフトウェア製品です。本製品を用いることにより、以下のような運用管理を実現することができます。
性能劣化の早期検出
レスポンス情報、カーネルリソース性能、アプリケーションサーバ性能、データベース性能など、ICTシステムの構成要素から、様々な情報を収集・蓄積し、様々な観点からの比較や傾向などを表示します。また、しきい値監視によりレスポンス劣化などの兆候が把握可能になります。
業務回復時間の短縮
トラブルシューティングに必要な情報を常時収集します。また、一次切り分けのための分析機能を提供します。なお、常時収集する情報については、富士通のシステム運用ノウハウから厳選した項目をテンプレートという形で提供しています。したがって、性能に関する高度なスキルがなくとも、性能管理に必要な情報を自動収集、蓄積することができます。
稼働率向上
システム全体のサービスレベル、および個々のサーバのリソースバランスが把握できるようになります。これによって、
各サーバの運用効率化の追求
サーバ内資源の最適化設計
システム資源の最適化設計
が可能になり、システム全体の安定稼働に貢献することができます。