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Symfoware Server V12.1.1 メッセージ集
FUJITSU Software

8.1.13 32000番台のメッセージ

8.1.13.1 32001

通信処理において異常が発生しました 調査情報='s* d* t*' u*

Error occurred during communication processing. Search information='s* d* t*' u*

[メッセージの意味]

コマンドとモニタデーモン間、もしくはノード間の通信でエラーが発生しました。

[パラメタの意味]

s*: 詳細情報1

d*: 詳細情報2

t*: 詳細情報3

u*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

ネットワーク機器やサーバの状態を確認して、ネットワークを復旧してから、以下のいずれかの対処を行ってください。

<コマンドの実行が異常終了した場合>

コマンドを再実行してください。それでも発生する場合は、モニタデーモンを再起動してください。

<直前に監視対象の異常検知メッセージが出力されている場合>

正系ノードおよび副系ノードのDBミラーリングサービスの状態を確認してから、以下のいずれかの対処を行ってください。

<正系ノードで運用を継続する場合>

直前に出力されたメッセージからリカバリ処理を行ってください。

<副系ノードで運用を継続する場合>

副系ノードでdxswitchコマンドによるノード切替えを行ってください。

解決しない場合は、当社技術員に連絡してください。

8.1.13.2 32002

他のコマンドが実行中のためコマンドを実行できません s*

Unable to execute because another command was being executed. s*

[メッセージの意味]

同時に実行できない、他のコマンドが実行中です。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

実行中のコマンドの終了をまって、再度実行してください。

8.1.13.3 32003

モニタデーモンが起動されていません s*

The monitor daemon is not started. s*

[メッセージの意味]

以下の理由により、コマンドが実行できません。

- 自ノードまたは相手ノードのモニタデーモンが停止しています。

- ネットワークに異常が発生しています。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

相手ノードの状態やdxinfコマンドの結果により、以下のいずれかの処置を実施してから、コマンドを再実行してください。

<モニタデーモンが停止している場合>

dxstartコマンドを実行して、モニタデーモンを起動してください。

<ネットワークに異常が発生している場合>

ネットワーク機器やサーバの状態を確認して、ネットワークを復旧してください。

8.1.13.4 32004

s*コマンドの処理途中で異常が発生しました t*

An error occurred during s* command execution. t*

[メッセージの意味]

コマンドの処理中に、DBミラーリングサービスで異常が発生しました。

[パラメタの意味]

s*: コマンド名

t*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

システムログまたはイベントログに出力されているメッセージを確認してください。

8.1.13.5 32005

Symfoware/RDBの停止を検出しました s*

The halt of Symfoware/RDB was detected. s*

[メッセージの意味]

Symfoware/RDBの停止を検出しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

データベースのダウン監視の設定に従います。

[利用者の処置]

以下のいずれかの対処を行ってください。

<データベース二重化機能の場合>

以下のいずれかの対処を行ってください。

<正系ノードで検出した場合>

“Symfoware Server データベース二重化導入運用ガイド”の正系ノードでのSymfoware/RDBの異常を参照してください。

<副系ノードで検出した場合>

“Symfoware Server データベース二重化導入運用ガイド”の副系ノードでのSymfoware/RDBの異常を参照してください。

<Symfoware Server Mirroring Controllerの場合>

以下のいずれかの対処を行ってください。

<正系ノードで検出した場合>

“Symfoware Server Mirroring Controller運用ガイド”の正系ノードでのSymfoware/RDBの異常を参照してください。

<副系ノードで検出した場合>

“Symfoware Server Mirroring Controller運用ガイド”の副系ノードでのSymfoware/RDBの異常を参照してください。

8.1.13.6 32006

DBミラーリングサービススクリプトで異常が発生しました 詳細情報=s* t*

Error occurred in the DB mirroring service script. Detail information=s* t*

[メッセージの意味]

DBミラーリングサービススクリプトで異常が発生しました。

[パラメタの意味]

s*: 詳細情報

t*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

運用を継続します。

副系ノードで検出した場合には、切替え不可状態になります。

[利用者の処置]

rdbbcdcu -V および -bオプションによりRLP状態を確認してから、以下のいずれかの対処を行ってください。

<RLPが閉塞されていない場合>

以下の手順を実行してください。

1) dxsvstopコマンドの-rオプションによりDBミラーリングサービスをリカバリ停止してください。

2) メッセージに埋め込まれている詳細情報により、異常となった原因を取り除いてください。

3) dxsvstartコマンドの-cオプションまたは-rオプションによりDBミラーリングサービスを開始してください。

<RLPが閉塞されている場合>

以下のいずれかの対処を行ってから、DCUの再構築を行なってください。

- ノードを切り替える場合は、dxswitchコマンドの-forceオプションによるノード切替えを行ってください。

- 特定のロググループのDCUの再構築を行う場合は、dxdcustopコマンドの-termオプションによるDCUの緊急停止を行ってください。

- 全DCUの再構築を行う場合は、dxsvstopコマンドの-termオプションによるDBミラーリングサービスの緊急停止を行ってください。

8.1.13.7 32007

DBミラーリングサービススクリプト(抽出処理)で異常が発生しました 詳細情報=s* t*

Error occurred in the DB mirroring service script(extract process). Detail information=s* t*

[メッセージの意味]

DBミラーリングサービススクリプト(抽出処理)で異常が発生しました。

[パラメタの意味]

s*: 詳細情報

t*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

運用は継続します。DBの複写処理は停止します。

[利用者の処置]

rdbbcdcu -V および -bオプションによりRLP状態を確認してから、以下のいずれかの対処を行ってください。

<RLPが閉塞されていない場合>

以下の手順を実行してください。

1) メッセージに埋め込まれている詳細情報により、以下のいずれかを実行してください。

- dxsvstopコマンドの-rオプションによりDBミラーリングサービスをリカバリ停止してください。

- dxsvstopコマンドの-mオプションによりDBミラーリングサービスを保守停止してください。

2) メッセージに埋め込まれている詳細情報により、異常となった原因を取り除いてください。

3) dxsvstartコマンドの-cオプションまたは-rオプションによりDBミラーリングサービスを開始してください。

<RLPが閉塞されている場合>

以下のいずれかの対処を行ってから、DCUの再構築を行なってください。

- ノードを切り替える場合は、dxswitchコマンドの-forceオプションによるノード切替えを行ってください。

- 特定のロググループのDCUの再構築を行う場合は、dxdcustopコマンドの-termオプションによるDCUの緊急停止を行ってください。

- 全DCUの再構築を行う場合は、dxsvstopコマンドの-termオプションによるDBミラーリングサービスの緊急停止を行ってください。

8.1.13.8 32008

DBミラーリングサービススクリプト(反映処理)で異常が発生しました 詳細情報=s* t*

Error occurred in the DB mirroring service script(reflect process). Detail information=s* t*

[メッセージの意味]

DBミラーリングサービススクリプト(反映処理)で異常が発生しました。

[パラメタの意味]

s*: 詳細情報

t*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

<RERUNログ反映処理の場合>

運用は継続します。DBの複写処理は停止します。

<dxrefrcvコマンドの場合>

処理を中止します。

[利用者の処置]

rdbbcdcu -V および -bオプションによりRLP状態を確認してから、以下のいずれかの対処を行ってください。

<RLPが閉塞されていない場合>

以下の手順を実行してください。

1) メッセージに埋め込まれている詳細情報により、以下のいずれかを実行してください。

- dxsvstopコマンドの-rオプションによりDBミラーリングサービスをリカバリ停止してください。

- dxsvstopコマンドの-mオプションによりDBミラーリングサービスを保守停止してください。

2) メッセージに埋め込まれている詳細情報により、異常となった原因を取り除いてください。

3) dxsvstartコマンドの-cオプションまたは-rオプションによりDBミラーリングサービスを開始してください。

<RLPが閉塞されている場合>

以下のいずれかの対処を行ってから、DCUの再構築を行なってください。

- ノードを切り替える場合は、dxswitchコマンドの-forceオプションによるノード切替えを行ってください。

- 特定のロググループのDCUの再構築を行う場合は、dxdcustopコマンドの-termオプションによるDCUの緊急停止を行ってください。

- 全DCUの再構築を行う場合は、dxsvstopコマンドの-termオプションによるDBミラーリングサービスの緊急停止を行ってください。

8.1.13.9 32009

DCU情報の取得に失敗しました s*

Failed to obtain DCU information. s*

[メッセージの意味]

DCU情報の取得に失敗しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

直前に出力されたメッセージ、システムログまたはイベントログを確認してください。

8.1.13.10 32010

RLP情報の取得に失敗しました s*

Failed to obtain RLP information. s*

[メッセージの意味]

RLP情報の取得に失敗しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

直前に出力されたメッセージ、システムログまたはイベントログを確認してください。

DCUを再構築した場合は、モニタデーモンを停止してから、モニタ環境を削除してください。

8.1.13.11 32011

DCU操作で異常が発生しました s*

Error occurred in DCU operation. s*

[メッセージの意味]

DCU操作で異常が発生しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

直前に出力されたメッセージ、システムログまたはイベントログを確認してください。

8.1.13.12 32012

内部コマンドで異常が発生しました 調査情報='s* d* t* e* u*' v*

Abnormality occurred by an internal command. Search information='s* d* t* e* u*' v*

[メッセージの意味]

DBミラーリングサービスの内部で実行しているコマンドが異常終了しました。

[パラメタの意味]

s*:詳細情報1

d*:詳細情報2

t*:詳細情報3

e*:詳細情報4

u*:詳細情報5

v*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

メッセージに埋め込まれている詳細情報から原因を究明してください。

DBミラーリングサービスを開始していない場合は、コマンドを再入力してください。

DBミラーリングサービスを開始している場合は、DBミラーリングサービスをリカバリ停止した後、DBミラーリングサービスを再開してください。それでも発生する場合は、当社技術員に連絡してください。

8.1.13.13 32021

RLPの閉塞を検出しました RLP名=s* t*

Inhibition state of RLP was detected. RLP name=s* t*

[メッセージの意味]

RLPの閉塞を検出しました。

[パラメタの意味]

s*: RLP名

t*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

運用を継続します。

[利用者の処置]

DCUの再構築を行ってください。

8.1.13.14 32022

正系ノードでRLPの閉塞を検出しました s*

Inhibition state of RLP was detected in the primary node. s*

[メッセージの意味]

正系ノードでRLPの閉塞を検出しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

運用は継続します。

[利用者の処置]

利用者業務の停止を待って、DCUの再構築を行ってください。

8.1.13.15 32023

副系ノードでRLPの閉塞を検出しました s*

Inhibition state of RLP was detected in the secondary node. s*

[メッセージの意味]

副系ノードでRLPの閉塞を検出しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

運用は継続します。

[利用者の処置]

利用者業務の停止を待って、DCUの再構築を行ってください。

8.1.13.16 32031

ノード間の通信環境(s*)に異常が発生しました 相手ノードとの通信が切断されました t*

An error occurred in the communication environment(s*) between nodes. The communication to the other node is terminated. t*

[メッセージの意味]

ノード間の通信環境に異常が発生しました。相手ノードとの通信が切断されました。

[パラメタの意味]

s*: IPアドレス

t*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

運用は継続します。

<ノード間通信異常時の自動ノード切替えを行う場合>

両ノードの状態に応じて、以下のいずれかを行います。

- 副系ノードのSymfoware/RDBの強制停止、およびDBミラーリングサービスのリカバリ停止

- ノード切替え

<ノード間通信異常時の自動ノード切替えを行わない場合>

データ転送を休止します。

[利用者の処置]

相手ノードの状態や通信環境の状態を確認してください。以下の原因が考えられます。

- 相手ノードのスローダウン

- 通信環境の過負荷

- LAN回線の切断

- 相手ノードのダウン

- 相手ノードのOSのダウン

“Symfoware Server データベース二重化導入運用ガイド”のノード間の通信環境の異常に従って対処してください。

8.1.13.17 32032

Connection Managerの監視プロセス(apcspv)が起動していません s*

The monitoring process(apcspv) of Connection Manager is inactive. s*

[メッセージの意味]

Connection Managerの監視プロセス(apcspv)が起動していません。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

Connection Managerの監視プロセスを起動して、再実行してください。

8.1.13.18 32033

モニタデーモンとConnection Managerの監視プロセス(apcspv)との通信処理において異常が発生しました 原因コード=d* 調査情報='s* e* t*' u*

Error occurred during the communication processing between the monitor daemon and the monitoring process(apcspv) of Connection Manager. Cause code=d* Search information='s* e* t*' u*

[メッセージの意味]

モニタデーモンとConnection Managerの監視プロセス(apcspv)との通信処理において異常が発生しました。

[パラメタの意味]

d*: 原因コード

1: システムコールエラー

2: 監視プロセスダウン

3: 通信メッセージ異常

4: メモリ不足

s*: 詳細情報1

e*: 詳細情報2

t*: 詳細情報3

u*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

<原因コードが1の場合>

詳細情報3に記載されているシステムコールおよびエラー番号により異常要因を調査し、原因を取り除いてから再実行してください。原因が特定できない場合は、当社技術員に連絡してください。

<原因コードが2の場合>

Connection Managerの監視プロセスを起動して、再実行してください。ただし、Symfoware Serverの強制停止またはダウンによって監視プロセスがダウンした場合は、当メッセージと同時に出力されているメッセージの指示に従ってください。

<原因コードが3の場合>

コマンドを再実行してください。解決しない場合は、当社技術員に連絡してください。

<原因コードが4の場合>

空きメモリを確保してから、コマンドを再実行してください。

8.1.13.19 32040

RERUNログの反映処理が遅延しています s*

The reflection processing of the RERUN log has been delayed. s*

[メッセージの意味]

RERUNログの反映処理に時間がかかっています。以下の原因が考えられます。

- RERUNログが大量に蓄積されている

- RERUNログ反映処理が遅延している

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

rdbbcpfmの-rおよび-pオプションにより、RERUNログ反映処理が遅延した原因を判断してから、以下のいずれかの対処を実施してください。

<DBミラーリングサービス停止の場合>

- RERUNログ反映処理が完了してから停止する場合は、両ノードでDBミラーリングサービスのリカバリ停止、およびDBミラーリングサービスの起動を行ってください。RERUNログ反映処理が完了したあと、正系ノードにてDBミラーリングサービスの通常停止を行ってください。

- RERUNログ反映処理が完了するのを待たずに停止する場合は、両ノードでDBミラーリングサービスのリカバリ停止を行ってください。

<ノード切替えの場合>

- RERUNログ反映処理が完了してから業務を再開する場合は、副系ノードにてDBミラーリングサービスのリカバリ停止、およびDBミラーリングサービスの起動を行ってください。

- RERUNログ反映処理が完了するのを待たずに業務を再開する場合は、副系ノードにてDBミラーリングサービスの強制ノード切替えを行ってください。なお、データベースの二重化を再開する場合は、DCUの再構築が必要となります。

詳細な手順については、以下のマニュアルを参照してください。

<DBミラーリングサービス停止の場合>

<データベース二重化機能の場合>

“Symfoware Server データベース二重化導入運用ガイド”の“DBミラーリングサービス停止時のRERUNログ反映処理の遅延”を参照してください。

<Symfoware Server Mirroring Controllerの場合>

“Symfoware Server Mirroring Controller運用ガイド”の“DBミラーリングサービス停止時のRERUNログ反映処理の遅延”を参照してください。

<ノード切替えの場合>

<データベース二重化機能の場合>

“Symfoware Server データベース二重化導入運用ガイド”の“ノード切替え途中での異常事象の発生”を参照してください。

<Symfoware Server Mirroring Controllerの場合>

“Symfoware Server Mirroring Controller運用ガイド”の“ノード切替え途中での異常事象の発生”を参照してください。