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Symfoware Server V12.1.1 メッセージ集
FUJITSU Software

6.19.2 分類コード16.4.33.3330

[利用者の処置]

調査資料を取得後に、以下に示すリカバリ作業を行ってください。

“Symfoware Server RDB運用ガイド”または“Interstage Busuness Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”に従って、

RDBディレクトリファイルのリカバリを行ってください。

[調査資料]

コアダンプ

  格納場所:

    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに

    あります。

  取得方法:

    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。

    操作例:

      rdbcpraw -i coreファイル名 -o /dev/st0

ロードモジュール

  格納場所:

    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。

  取得方法:

    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。

    操作例:

      rdbcpraw -i rdb2base2 -o /dev/st0

ライブラリ

  格納場所:

    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。

  取得方法:

    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを

    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。

    操作例:

      rdbcpraw -i lddコマンドで出力されたライブラリ名 -o /dev/st0

RDBディレクトリファイル

  格納場所:

    データベース用のRDBディレクトリファイルは、RDB構成パラメタファイル

    のRDBDIRSPACE1で指定したパスの、"DIR_FILE1"という名称のUNIXファイ

    ル です。

    RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルは、RDB構成パラメタフ

    ァイルのRDBDIRSPACE2で指定したパスの、"DIR_FILE2"という名称のUNIX

    ファイルです。

  取得方法:

    データベース用とRDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルを、rdbcpraw

    コマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。

    操作例:

      rdbcpraw -i /home/rdbdir/DIR_FILE1 -o /dev/st0

      rdbcpraw -i /home/rdbdir/DIR_FILE2 -o /dev/st0

RDBディクショナリ

  格納場所:

    rdbcrdicコマンドの-rオプションで指定したローデバイスです。

  取得方法:

    RDBディクショナリをrdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてくださ

    い。

      操作例:

        rdbcpraw -i /dev/rdsk/c0t1d0s1 -o /dev/st0