[状態コード]
40003
[メッセージの意味]
データの送信中に、サーバが通信を切断しました。
[システムの処理]
SQL文の処理を中止します。
[利用者の処置]
以下の処置を行ってください。
- イベントログまたはメッセージログファイルに以下のいずれかのメッセージが出力されている場合、
それぞれのJYPメッセージの利用者の処置を参照し、通信が切断された原因を取り除いてください。
qdg12147e:通信処理において異常が発生しました:'JYP1052E 接続できる通信の最大数を超えました.通信種別 =“SYS”'
qdg12147e:通信処理において異常が発生しました:'JYP5016E 実行している応用プログラムの個数が多いため処理できません.code :“@1@”'
qdg12147e:通信処理において異常が発生しました:'JYP5007E RDBIIサーバ空間内のメモリ不足が発生しました.'
qdg12147e:通信処理において異常が発生しました:'JYP5035E 共用メモリが不足しました.'
- Connection Manager連携の場合、イベントログまたはメッセージログファイルに以下のいずれかのメッセージが出力されている場合、
それぞれのapcメッセージの利用者の処置を参照し、通信が切断された原因を取り除いてください。
apc00033u:The maximum number of communication lines that can be connected is exceeded.
apc00010u:Insufficient memory.
apc00034u:Processing was stopped because multiplicity base value limit for Connection Manager was exceeded.
- イベントログまたはメッセージログファイルに以下のメッセージが出力されている場合、Symfoware/RDBによってテンポラリログ域枯渇の原因と判断されて強制回収されました。
qdg13880i:コネクションを回収しました コネクション識別子='xxxx' 原因コード=’4’
コネクション識別子を基にしてアプリケーションを調査し、更新を行うトランザクションが長トランザクションになっているかどうかを確認してください。
(1) 以下の観点で長トランザクションになっているかどうかを判断して、アプリケーションを修正してください。
・更新した後にCOMMIT処理が漏れていた場合には、COMMIT処理を追加してください。
・大量更新を行っていた場合には、短いトランザクションに分割してください。
・更新した後に大量検索していた場合には、更新後にCOMMITするか検索SQL文を見直してください。
(2) 長トランザクションになっていない場合には、テンポラリログファイルの領域が不足しています。
マニュアル“Symfoware Server セットアップガイド”の“テンポラリログファイルの見積り式”にしたがい、テンポラリログファイルの領域を大きくしてください。
- イベントログまたはメッセージログファイルでサーバの状態を確認し、発生しているエラーに対する処置を行ってください。