rdbexecsqlコマンドでのSQL文実行結果の出力形式について説明します。
データの表示形式は、コマンド起動時のmoオプション指定により決まります。
表示形式には、以下の2種類があります。
バーティカル形式(moオプション指定なし)
表形式(moオプション指定あり)
rdbexecsqlコマンドの起動時にmoオプションを指定しない場合、SQL文の実行結果をバーティカル形式で出力します。
バーティカル形式のSQL文実行結果は以下の順で表示します。
結果データ(SELECT文のみ)
Number of records(処理結果行数)
SQLSTATE
メッセージ
SELECT文での結果データは列名、検索値データを表示します。
SQL>SELECT INT_D FROM SCM1.TBL1 <<1>> --------------------------------(1) INT_D:1 --------------------------------(2) Number of records:1 --------------------------------(3) SQLSTATE:00000 --------------------------------(4) SQLMSG:JYP2001I 正常に終了しました.-----------------------------(5)
(1) 結果データ(件数)を表示します。(注1)
(2) 結果データ(列名とデータ)を表示します。(注1)
(3) Number of records(処理結果行数)を表示します。(注2)
(4) SQLSTATEを表示します。
(5) メッセージを表示します。
注1) SELECT文のみ表示
注2) INSERT文、UPDATE文、またはDELETE文を実行した際に被トリガSQL文がINSERT文であるトリガが動作した場合、その処理結果行数も含まれます。
COUNT(*)、AVGなどのように結果の列の名前がない場合は、選択リストに指定した項目の順番を表示します。
SQL>SELECT COUNT(*) FROM SCM1.TBL1 <<1>> 1:1 Number of records:1 SQLSTATE:00000 SQLMSG:JYP2001I 正常に終了しました.
表形式の出力形式
rdbexecsqlコマンドの起動時にmoオプションを指定した場合、SQL文の実行結果を表形式で出力します。
表形式のSQL文実行結果は以下の順で表示します。
結果データ(SELECT文のみ)
Number of records(処理結果行数)
メッセージ(異常時のみ)
SELECT文での結果データは列名、検索値データを表示します。
SQL>SELECT INT_D FROM SCM1.TBL1 INT_D --------------------------------(1) ----------- 1 --------------------------------(2) Number of records:1 --------------------------------(3)
(1) 結果データ(列名)を表示します。(注1)
(2) 結果データ(データ)を表示します。(注1)
(3) Number of records(処理結果行数)を表示します。(注2)
注1) SELECT文のみ表示
注2) INSERT文、UPDATE文、またはDELETE文を実行した際に被トリガSQL文がINSERT文であるトリガが動作した場合、その処理結果行数も含まれます。
COUNT(*)、AVGなどのように結果の列の名前がない場合は、選択リストに指定した項目の順番を表示します。
SQL>SELECT COUNT(*) FROM SCM1.TBL1 1 ----------- 1 Number of records:1