Interstage AR Processing Server導入前、作業者が設備点検を行う場合は作業点検シートを基に作業内容の確認や点検結果の記入を行っていました。また、予期せぬ異常があった場合は設備の型番をメモ、もしくは暗記し、事務所にて対象マニュアルを探すという作業を行っていました。
サンプルアプリケーション(ARマーカー)では設備点検作業の支援として、以下のような機能を提供します。
- バルブ操作のナビゲーションの提示
現物と点検シートを見比べながら作業手順を確認する必要があったが、Interstage AR Processing Serverを利用することで現物に重ね合わせて表示
- 設備マニュアルの表示
異常があった場合事務所にて対象のマニュアルを探す必要があったが、Interstage AR Processing Serverを利用することでその場で即時にマニュアルを確認
- 点検結果の入力
紙に書いた点検結果を事務所に戻って登録していたが、Interstage AR Processing Serverを利用することでその場で登録が可能
図 7.1 Interstage AR Processing Serverを導入した設備点検業務イメージ