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Symfoware Server V12.1.x アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)
FUJITSU Software

5.4.1 エラーメッセージによる対処

出力されたエラーメッセージを元に対処方法を確認します。

エラーメッセージの出力場所

JDBCドライバを使用するアプリケーションの形態により出力先が異なります。以下に形態ごとの出力先を説明します。

アプリケーションの形態

出力場所

Interstage Application Serverを使用したアプリケーション

アプリケーションでエラーの取得/出力を行い、出力した先を参照してください。
ワークユニットがメッセージを出力している可能性がありますので、以下を参照してください。

  • ワークユニットのログファイル

  • イベントログ(Windows(R)の場合)またはシステムログ(Solaris/Linuxの場合)

Javaアプリケーション

アプリケーションでエラーの取得/出力を行い、出力した先を参照してください。

エラーメッセージの取得方法

データベース関連のエラーメッセージは、アプリケーションのcatchブロックにSQLExceptionを記述し、SQLExceptionクラスの各メソッドを使用して取得してください。記述例については“3.17 エラー情報の取得”を参照してください。

種類

メソッド名

備考

SQLSTATE値

getSQLState

Symfoware ServerまたはJDBCドライバが設定

エラーメッセージ

getMessage

Symfoware ServerまたはJDBCドライバが設定

エラーコード

getErrorCode

Symfoware ServerまたはJDBCドライバが設定


データベース関連以外のエラーメッセージは、アプリケーションのcatchブロックにExceptionを記述し、ExceptionクラスのgetMessageメソッドを使用して取得してください。記述例については“3.17 エラー情報の取得”を参照してください。

エラーメッセージの対処方法

エラーメッセージの種類により以下のドキュメントを参照してください。

SQLExceptionの場合

エラーメッセージの種類

参照場所

データベース関連のメッセージ(JYPxxxx)

  • メッセージ集

データベース関連のメッセージ(SQLSTATE値がS1000の場合)

Exceptionの場合

エラーメッセージの種類

参照場所

Javaが出力するメッセージ

EJBが出力するメッセージ(EJBxxxx)

  • Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

  • Interstage Application Server メッセージ集

Servletが出力するメッセージ

  • Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド