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Symfoware Server V12.1.x アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)
FUJITSU Software

3.16 タイムゾーン指定でのデータ更新

操作手順

データベースのデータをタイムゾーン指定で更新する場合、以下の手順で行います。

記述例

データベースのデータをタイムゾーン指定で更新する場合の記述例を以下に説明します。

PreparedStatement pstmt = con.prepareStatement (
                           "INSERT INTO TBL (ID,日付) values(?,?)");     (1)

pstmt.setInt(1, 1);                                                    (1)

Timestamp tsJpn = new Timestamp (0);                                   (2)
Calendar calGmt = Calendar.getInstance(TimeZone.getTimeZone("GMT"));    (3)
pstmt.setTimestamp(2, tsJpn, calGmt);                                   (4)

pstmt.execute();                                                       (5)
pstmt.close();                                                         (6)

(1) SQL文の準備

(2) Timestampオブジェクトの生成

(3) タイムゾーンを設定

(4) パラメタへの値の設定

(5) SQL文の実行

(6) オブジェクトのクローズ


以下に各項目の設定方法を示します。

SQL文の準備

ConnectionインタフェースのprepareStatementメソッドを使用し、SQL文を準備します。パラメタは、“?”で指定します。

Timestampオブジェクトの生成

Timestampオブジェクトを生成します。

タイムゾーンを設定

TimeZoneクラスのgetTimeZoneメソッドを使用し、データを取得します。

パラメタへの値の設定

PreparedStatementインタフェースのsetXXXメソッドを使用し、パラメタに値を設定します。

参照

setXXXメソッドの詳細については“Java APIリファレンス”を参照してください。

SQL文の実行

PreparedStatementインタフェースのexecuteメソッドを使用し、SQL文を実行します。

オブジェクトのクローズ

生成したオブジェクトをクローズします。

PreparedStatementインタフェースのcloseメソッドを使用します。