アプリケーションの文字コード系をUNICODEで動作させる場合、日本語項目の表現形式はUCS-2のリトルエンディアン形式となります。
以下の富士通COBOL製品を使用し、かつ、Symfoware ServerがWindows(R)の場合、コンパイル時にUTF-32の形式としてリトルエンディアン形式またはビッグエンディアン形式を選択することができます。
NetCOBOL V11.0以降
オプションの指定方法
以下に、UTF-32のリトルエンディアン形式を使用する場合のコンパイル例を示します。
sqlcobolを使用する場合
sqlcobol -un -RCS UTF32_LE demoU01main.scob -M -o ../bin/demo01
sqlpcobを使用する場合
sqlpcob -un -RCS UTF32_LE demoU01main.scob cobol -WC,"ENCODE(UTF8,UTF32,LE)" -M demoU01main.cob
注意
プレコンパイルとコンパイルを別々に実行する場合は、COBOLコンパイラにENCODEオプションを必ず指定してください。
また、複数のコンパイル単位から構成されるアプリケーションは、すべて同じENCODEオプションを指定してコンパイルしてください。