RDBコマンドおよびmanコマンドを使用するのに必要な環境変数を設定します。
参照
DBミラーリングシステムを利用する場合は、“データベース二重化導入運用ガイド”を参照し、環境変数の設定を行ってください。
クラスタシステムでの運用を行う場合は、“クラスタ導入運用ガイド”を参照し、環境変数の設定を行ってください。
Solarisの場合
環境変数LANGに、以下のSymfoware/RDBのロケール(OSのデフォルトロケール)を設定します。
ja (Solaris 10の場合のみ設定可能)
ja_JP.eucJP
ja_JP.PCK
ja_JP.UTF-8
C
OSのデフォルトロケールと異なるロケールをLANGに指定した場合、RDBコマンドはエラーになります。なお、Symfoware/RDBやRDBコマンドが出力するqdgメッセージを英語で出力するには、環境変数LANGにCを指定してください。
ロケールを指定する環境変数には、LANGのほかに、LC_ALL、LC_MESSAGES があります。これらの環境変数が複数設定されている場合、LC_ALL、LC_MESSAGES、LANGの順で有効となります。
環境変数RDBNAMEにRDBシステム名を設定します。ただし、RDBシステム名を付けない運用の場合は、本設定は不要です。
参照
アプリケーションを実行するのに必要な環境変数については、“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)”および“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”を参照してください。
Linuxの場合
環境変数LANGに、以下のSymfoware/RDBのロケール(OSのデフォルトロケール)を設定します。
ja_JP.UTF-8
C
OSのデフォルトロケールと異なるロケールをLANGに指定した場合、RDBコマンドはエラーになります。なお、Symfoware/RDBやRDBコマンドが出力するqdgメッセージを英語で出力するには、環境変数LANGにCを指定してください。
Cロケールを使用する場合は、環境変数LESSCHARSETに“utf-8”を設定します。
ロケールを指定する環境変数には、LANGのほかに、LC_ALL、LC_MESSAGES があります。これらの環境変数が複数設定されている場合、LC_ALL、LC_MESSAGES、LANGの順で有効となります。
環境変数RDBNAMEにRDBシステム名を設定します。ただし、RDBシステム名を付けない運用の場合は、本設定は不要です。
参照
アプリケーションを実行するのに必要な環境変数については、“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)”および“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”を参照してください。
以下にRDBコマンド使用時の環境変数の設定例を示します。
bash、BシェルおよびKシェルの場合
$ LANG=ja_JP.eucJP ; export LANG (注1) $ PATH=/opt/FSUNrdb2b/bin:$PATH ; export PATH $ LD_LIBRARY_PATH_64=/opt/FSUNrdb2b/lib:$LD_LIBRARY_PATH_64 ;export LD_LIBRARY_PATH_64 $ LD_LIBRARY_PATH=/opt/FSUNrdb2b/lib:$LD_LIBRARY_PATH ; export LD_LIBRARY_PATH $ RDBNAME=rdbsys1 ; export RDBNAME (注2) $ MANPATH=/opt/FSUNrdb2b/man:$MANPATH ; export MANPATH
注1) ここでは、Symfoware/RDBのロケールとして“ja_JP.eucJP”を設定しています。実際に設定するときは、対象となる環境に合わせて設定してください。
注2) ここでは、RDBシステム名として“rdbsys1”を設定しています。実際に設定するときは、対象となるRDBシステムのRDBシステム名を設定してください。
Cシェルの場合
% setenv LANG ja_JP.eucJP (注1) % setenv PATH /opt/FSUNrdb2b/bin:$PATH % setenv LD_LIBRARY_PATH_64 /opt/FSUNrdb2b/lib:$LD_LIBRARY_PATH_64 % setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FSUNrdb2b/lib:$LD_LIBRARY_PATH % setenv RDBNAME rdbsys1 (注2) % setenv MANPATH /opt/FSUNrdb2b/man:$MANPATH
注1) ここでは、Symfoware/RDBのロケールとして“ja_JP.eucJP”を設定しています。実際に設定するときは、対象となる環境に合わせて設定してください。
注2) ここでは、RDBシステム名として“rdbsys1”を設定しています。実際に設定するときは、対象となるRDBシステムのRDBシステム名を設定してください。
bashの場合
$ LANG=ja_JP.UTF-8 ; export LANG (注1) $ PATH=/opt/FJSVrdb2b/bin:$PATH ; export PATH $ LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVrdb2b/lib:$LD_LIBRARY_PATH ; export LD_LIBRARY_PATH $ RDBNAME=rdbsys1 ; export RDBNAME (注2) $ MANPATH=/opt/FJSVrdb2b/man:$MANPATH ; export MANPATH
注1) ここでは、Symfoware/RDBのロケールとして“ja_JP.UTF-8”を設定しています。実際に設定するときは、対象となる環境に合わせて設定してください。
注2) ここでは、RDBシステム名として“rdbsys1”を設定しています。実際に設定するときは、対象となるRDBシステムのRDBシステム名を設定してください。
TCシェルの場合
% setenv LANG ja_JP.UTF-8 (注1) % setenv PATH /opt/FJSVrdb2b/bin:$PATH % setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVrdb2b/lib:$LD_LIBRARY_PATH % setenv RDBNAME rdbsys1 (注2) % setenv MANPATH /opt/FJSVrdb2b/man:$MANPATH
注1) ここでは、Symfoware/RDBのロケールとして“ja_JP.UTF-8”を設定しています。実際に設定するときは、対象となる環境に合わせて設定してください。
注2) ここでは、RDBシステム名として“rdbsys1”を設定しています。実際に設定するときは、対象となるRDBシステムのRDBシステム名を設定してください。