対話形式でのアンインストール方法について説明します。
注意
自動起動停止スクリプトを利用している場合、Symfoware Serverのアンインストールは、自動起動停止スクリプトをアンセットアップしてから行ってください。
自動起動停止スクリプトのアンセットアップの詳細については、“セットアップガイド”を参照してください。
クラスタシステムの場合、Symfoware Serverのアンインストールは、クラスタアプリケーションを停止し、クラスタアプリケーションおよびSymfoware/RDBのリソースを削除してから行ってください。
ただし、再インストール作業でSymfoware Serverをアンインストールする場合は、クラスタアプリケーションおよびSymfoware/RDBのリソースの削除は不要です。
その他の作業の詳細は、“クラスタ導入運用ガイド”を参照してください。
以下の手順でアンインストールしてください。
WebDBtoolsの停止
WebAdminの停止
Symfoware/RDBの停止
ネーミングサービスの停止
スーパユーザへの変更
アンインストール
1) WebDBtoolsの停止
WebDBtools機能を利用している場合は、WebDBtoolsを停止してください。
参照
作業の詳細は、“セットアップガイド”の“WebDBtoolsの起動と停止”を参照してください。
2) WebAdminの停止
WebAdmin機能を利用している場合は、WebAdminを停止してください。
参照
作業の詳細は、“セットアップガイド”の“WebAdminの起動と停止”を参照してください。
3) Symfoware/RDBの停止
Symfoware/RDBを停止してください。
$ rdbstop
4) ネーミングサービスの停止
JDBCドライバを利用している場合は、ネーミングサービスを停止してください。なお、Interstage Application Serverでコネクションプーリングを行う場合、本作業は不要です。
参照
作業の詳細は、“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”の“ネーミングサービスの起動”を参照してください。
5) スーパユーザへの変更
以下のコマンドを実行して、システム上でスーパユーザになります。
$ su - Password:******
6) アンインストール
以下の手順でアンインストールを行います。
以下のコマンドを実行します。
# /opt/FJSVcir/cimanager.sh -c
アンインストールする製品の番号を入力してリターンキーを押します。
アンインストールと管理(ミドルウェア)をロードしています... インストール済みソフトウェア 1. Symfoware Server Enterprise Edition(Native Interface) 64bit V12.1.1 アンインストールするソフトウェアの番号を入力してください。 [number,q] =>1
アンインストールを開始する場合、[y]を入力してリターンキーを押します。
再度製品の一覧を表示する場合は、[b]を入力してリターンキーを押します。
Symfoware Server Enterprise Edition(Native Interface) 64bit 説明: Symfoware Server Enterprise Edition(Native Interface) 64bit バージョン: V12.1.1 会社名: 富士通株式会社 インストール先ディレクトリ: /opt インストール日付: 2014-4-27 アンインストールを開始します。よろしいですか? [y,b,q] =>y
アンインストールが成功すると以下のように表示されます。
アンインストール処理中です。 Symfoware Server Enterprise Edition(Native Interface) 64bit をアンインストールしています 100% ############################## 以下のソフトウェアがアンインストールされました: Symfoware Server Enterprise Edition(Native Interface) 64bit アンインストールと管理(ミドルウェア)を終了します。
注意
アンインストールの途中でエラーが発生した場合は、以下のように対処してください。
エラーメッセージをもとに原因を取り除きます。
再度、アンインストールと管理(ミドルウェア)を起動します。
アンインストールが完了しても、以下のインストールディレクトリが削除されない場合があります。原因として、インストールディレクトリ配下にファイルを作成していたことなどが考えられます。不要であれば、rmコマンドなどで削除してください。
/opt/パッケージ名
/var/opt/パッケージ名
/etc/opt/パッケージ名
パッケージ名については、各製品の“インストールガイド”を参照してください。
RHEL6およびRHEL7の場合、Symfoware Server Standard Editionをアンインストールする際、以下のようなメッセージが処理結果として表示されることがありますが、Symfoware Serverは正常にアンインストールされます。
error: "net.bridge.bridge-nf-call-ip6tables" is an unknown key error: "net.bridge.bridge-nf-call-iptables" is an unknown key error: "net.bridge.bridge-nf-call-arptables" is an unknown key