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Symfoware Server V12.1.1 運用ガイド
FUJITSU Software

G.3.2 トレースログ

Webサーバへの入出力情報をログ(トレースログ)として出力します。

出力先

トレースログは以下のファイルに出力されます。

[Symfoware Serverインストールディレクトリ]/java/ahs22/plextjava/domain1/logs/tracelog

出力タイミング

出力形式

トレースログとして出力されるログの形式を以下に示します。

[日時][プロセスID][スレッドID]イベント 詳細情報

出力項目

出力形式に対応する各出力項目を以下に示します。

参考

トレースログにより、HTTP Keep-Alive機能の接続保持時間を確認できます。出力されたトレースログにおいて、disc(TCPコネクション切断時のイベント)およびsend(HTTPレスポンス送信時のイベント)の日時を確認し、以下の計算式で算出します。

HTTP Keep-Alive機能の接続保持時間=discの日時-sendの日時

備考)タイムアウト発生時、WebサーバからクライアントへのTCPコネクション切断要求に対して、クライアントからの切断通知を2秒以内に受信できなかった場合、接続保持時間は、KeepAliveTimeoutディレクティブの設定より2秒長くなることがあります。

出力例

[15/May/2014:11:34:34.550][5144][5157]conn 127.0.0.1:44217=>127.0.0.1:26530
[15/May/2014:11:34:34.550][5144][5157]recv "POST /db01/callstored HTTP/1.1"
[15/May/2014:11:34:34.551][5144][5157]call mod_jk2.c
[15/May/2014:11:34:34.576][5144][5157]rtn  mod_jk2.c(0)
[15/May/2014:11:34:34.576][5144][5157]send 400
[15/May/2014:11:34:34.591][5144][5157]disc