ページの先頭行へ戻る
 ApcoordinatorUJIタグリファレンス
FUJITSU Software

7.4.4 列と要素の対応関係

uji:tableView、uji:treeViewでは、表形式のデータ表示を行ないます。 uji:tableViewでは、1行目として使用される要素の子要素の並び順に従って、要素と列の対応が決まります。 uji:treeViewでは、先頭のリーフの子要素の並び順に従います。先頭のリーフとは、ツリー情報中で最初に出現するリーフのことです。

uji:tableViewで使用するXMLデータを例にして、要素と列の対応関係を説明します。以下の例では、1行目に出現する要素の並び順に従い、1列目が"コード"要素、2列目が"名称"要素、3列目が"価格"要素に対応します。

<root>
  <row>
    <コード>1301</コード><名称>蛍光ペン(黄)</名称><価格>120</価格>
  </row>
  <row>
    <名称>蛍光ペン(茶)</名称><コード>1301</コード><備考>生産完了</備考>
  </row>
</root>

2行目以降は、1行目で定義された列と要素名の対応に従います。 上の例の場合、2行目の各列のデータとして使用されるのは、1列目から順に"1301"、"蛍光ペン(茶)"、nullとなります。3列目がnullになるのは"価格"要素がないためです。1行目に存在しない"備考"要素は使用されません。

1行目に同じ要素名の要素が複数ある場合、 要素名とその出現順序の組が列に対応します。次の例では、1列目は1番目の"名称"要素に、2列目は"コード"要素に、3列目は2番目の"名称"要素に対応します。

<root>
  <row>
    <名称>a</名称><コード>12</コード><名称>b</名称>
  </row>
  <row>
    <コード>25</コード><名称>x</名称><名称>y</名称><名称>z</名称>
  </row>
</root>

2行目で使用されるデータは1列目から順に"x","25","y"になります。先頭行にある"名称"要素は2個なので、2行目で3番目に出現する"名称"要素は使用されません。

セルの内容を入力データを更新する際に、セルに対応する要素が存在しない場合があります。最初の例では2行目の3列目("価格"要素に対応)が該当します。この場合は、データ更新時に要素が追加されます。