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Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)
FUJITSU Software

30.7.2 ijscompilejspコマンドがタイムアウトする場合

1度に多量のJSPをJSP事前コンパイルする場合、Interstage JMXサービスの通信のタイムアウトを超える可能性があります。その場合、以下のエラーメッセージが表示されijscompilejspコマンドが中断されます。

この場合、ijscompilejspコマンドはエラーで復帰しますが、JSPのコンパイルはバックグラウンドで実行されています。
JSPが正常にコンパイルされたかどうかを確認するには、しばらくたってから-pオプションを指定してijscompilejspを実行してください。
正常にコンパイルが完了したJSPについては“jspファイルは更新されていません”と表示されます。
コンパイルエラーとなったJSPについては再度コンパイルが実行されますので、表示されたコンパイルエラーを取り除いてください。

注意

Interstage JMXサービスの通信タイムアウト後にijscompilejspを実行した場合、バックグラウンドで処理されているJSP事前コンパイルの完了まで、ijscompilejspの実行は待たされます。


Interstage JMXサービスの通信のタイムアウト時間は、環境定義ファイルのtimeoutタグのrmi属性で指定します。

タイムアウト時間の変更方法の詳細は、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”の“Interstage JMXサービスのカスタマイズ”を参照してください。