JTSは、Systemwalker Resource Coordinatorと連携することで、以下の機能を実現できます。
トランザクションの動的ダウンリカバリ機能
リソースマネージャがクラスタリング環境で構成されている業務システムでは、トランザクションサービスは、リソースマネージャが不慮のトラブルによるダウンしたことを自動的に検出する必要があります。
これは、業務システムを復旧させると共に、トランザクションマネージャは対象のリソースマネージャに対して、トランザクションのリカバリを実施し、コネクションを再確立する必要があるためです。
Interstageの分散トランザクション機能は、Systemwalker Resource Coordinatorのサービス間イベント配送機能を使用し、リソースマネージャのダウンを検出してトランザクションのリカバリ処理およびリソースマネージャとのコネクションの再接続を安全かつ自動的に行います。
Systemwalker Resource Coordinator連携の詳細については、“運用ガイド(基本編)”の“Systemwalker Resource Coordinatorと連携した動的ダウンリカバリ”を参照してください。