ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

9.14.6 list-web-serversサブコマンド

名前

list-web-servers - Webサーバの一覧表示

形式

wscadmin list-web-servers [--detail]

機能説明

Webサーバの一覧を表示します。

Webサーバと連携しているIJServerクラスタの組合せが表示されます。

--detailオプションを指定すると、以下のような詳細情報が表示されます。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--detail

なし

全Webサーバの詳細情報を表示します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

詳細情報に表示される内容

項目

内容

WebServer

Webサーバ名

IJServerCluster

連携しているIJServerクラスタの名前。

連携しているIJServerクラスタが複数設定されている場合、その数だけこのブロックを繰り返し表示します。

Address

サーバーインスタンスの情報を以下の形式で表示します。

IPアドレス:ポート番号

サーバーインスタンスが複数設定されている場合、その数だけこのブロックを繰り返し表示します。

Identifier

サーバーインスタンスに対応するServletコンテナ識別子

Application

IJServerクラスタに配備されているWebアプリケーションのコンテキストルート。ルートコンテキストの場合、“/”を表示します。

Webアプリケーションが複数設定されている場合、その数だけ繰り返し表示します。

SendReceiveTimeout

送受信タイムアウト(秒)

MaxProcessors

Webコンテナへの最大接続数

VirtualHost

バーチャルホストを以下の形式で表示します。

IPアドレス:ポート/バーチャルホストのサーバ名

バーチャルホストが複数設定されている場合、その数だけ繰り返し表示します。

Log Directory

ログ出力ディレクトリ

RolloverMode

ログファイルをロールオーバーする基準。
“SIZE”または“TIME”

RolloverSize

ログファイルの最大サイズ

RolloverTimeStart

ロールオーバーを開始する時刻

RolloverEverytime

ログファイルをロールオーバーする間隔(時間)

HistorySize

ロールオーバーしたログファイルを保管する世代数

Debug

ログへのデバッグ情報の出力。
“OFF”または“ON”

FaultMonitoringMethod

故障監視の方法。
“none”または“ping”または“port”

CheckInterval

故障監視を行う間隔

ResponseWaitTime

サーバーインスタンスからの応答を待つ時間

RetryCount

故障状態と判定するまでのリトライ回数

StartupWaitTime

Webサーバ起動時にWebサーバコネクタの故障監視の起動待ちをする時間

注意事項

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscadmin list-web-servers
*FJapache    IJServer001,IJServer002
*web001      IJServer001
*web002
 web003
Command list-web-servers executed successfully.

*は、create-envサブコマンドでWebサーバコネクタの動作環境を作成済みのWebサーバです。

/opt/FJSVwsc/bin/wscadmin list-web-servers
…… 表示例は Windowsと同じです。……

--detailオプションを使用する場合は、以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscadmin list-web-servers --detail
WebServer = FJapache
    IJServerCluster = IJServer001
        Address = 127.0.0.1:28090
            Identifier = IJServer001_001
        Address = 127.0.0.1:28091
            Identifier = IJServer001_002
        Application = /test_app1
        Application = /test_app2
        SendReceiveTimeout = 600
        MaxProcessors = 0
        VirtualHost = 192.0.2.2:81/virtualhost1
        VirtualHost = 192.0.2.3:81/virtualhost2
    IJServerCluster = IJServer002
        Address = 127.0.0.1:28092
            Identifier = IJServer002_001
        Address = 127.0.0.1:28093
            Identifier = IJServer002_002
        Application = ROOT
        SendReceiveTimeout = 600
        MaxProcessors = 0
    Log Directory = C:\Interstage\F3FMwsc\logs\jk2\FJapache
        RolloverMode = SIZE
        RolloverSize = 1
        HistorySize = 1
        Debug = OFF
    FaultMonitoringMethod = ping
        CheckInterval = 60
        ResponseWaitTime = 10
        RetryCount = 3
        StartupWaitTime = 30
WebServer = web001
    IJServerCluster = IJServer001
       …以下省略…

/opt/FJSVwsc/bin/wscadmin list-web-servers --detail
…… 表示例は ログ出力ディレクトリ以外、Windowsと同じです。……
    Log Directory = /opt/FJSVwsc/logs/jk2/FJapache