セキュリティーマネージャーの運用方法について説明します。
Interstage Java EE 6 DASサービス、IJServerクラスタのセキュリティーマネージャーは、デフォルトで無効になっています。セキュリティーマネージャーを有効にするためには、asadminコマンドで以下の設定を行い、Interstage Java EE 6 DASサービスまたはIJServerクラスタを再起動してください。
asadminのcreate-jvm-optionsサブコマンド
JVMオプションに-Djava.security.managerを追加する。
セキュリティーマネージャーを無効にする場合は、asadminのdelete-jvm-optionsサブコマンドを使用して上記の設定を元に戻し、Interstage Java EE 6 DASサービスまたはIJServerクラスタを再起動してください。
注意
IIOP通信使用時の注意事項
セキュリティーマネージャーを使用するアプリケーションが、IIOP通信を行い、EJBまたはJMSの機能を使用する場合は、システムプロパティに以下を設定してください。
jdk.corba.allowOutputStreamSubclass=true jdk.corba.allowInputStreamSubclass=true
上記設定を行っていない場合、IIOP通信時に以下の例外が発生する場合があります。
java.security.AccessControlException: access denied (java.io.SerializablePermission enableSubclassImplementation).
RHEL5の場合は、上記設定を行う必要はありません。