ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

5.4.6 セキュリティーマネージャーの運用

セキュリティーマネージャーの運用方法について説明します。

セキュリティーマネージャーの有効化と無効化

Interstage Java EE 6 DASサービス、IJServerクラスタのセキュリティーマネージャーは、デフォルトで無効になっています。セキュリティーマネージャーを有効にするためには、asadminコマンドで以下の設定を行い、Interstage Java EE 6 DASサービスまたはIJServerクラスタを再起動してください。

セキュリティーマネージャーを無効にする場合は、asadminのdelete-jvm-optionsサブコマンドを使用して上記の設定を元に戻し、Interstage Java EE 6 DASサービスまたはIJServerクラスタを再起動してください。

注意

IIOP通信使用時の注意事項

セキュリティーマネージャーを使用するアプリケーションが、IIOP通信を行い、EJBまたはJMSの機能を使用する場合は、システムプロパティに以下を設定してください。

jdk.corba.allowOutputStreamSubclass=true
jdk.corba.allowInputStreamSubclass=true

上記設定を行っていない場合、IIOP通信時に以下の例外が発生する場合があります。

java.security.AccessControlException: access denied (java.io.SerializablePermission enableSubclassImplementation).

RHEL5の場合は、上記設定を行う必要はありません。