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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

4.15.7 メッセージブローカのログ

メッセージブローカは、メッセージブローカの情報をログとして記録します。メッセージブローカのログは、メッセージブローカの調査および状態の監視に役立ちます。


出力先

ログの出力先は、次のとおりです。

[Java EE 6共通ディレクトリ]\domains\domain1\imq\instances\${メッセージブローカ名}\log

[Java EE 6共通ディレクトリ]/domains/domain1/imq/instances/${メッセージブローカ名}/log

ログファイル

最大で10個のログファイル(log.txt、log_1.txt~log_9.txt)が作成されます。

ポイント

保管するログファイルの数が10を超えた場合は、一番古い世代のログファイルが削除されます。


ログの設定

以下の設定が変更できます。

デッドメッセージに関するロギングの設定

デッドメッセージに関する情報をログに書き込むかどうかを指定します。デフォルトでは、デッドメッセージに関する情報を書き込みません。

ローテーションの条件

ログファイルは、「ログサイズ」または「有効期間」で指定した条件でローテーションします。デフォルトでは、どちらかの条件が満たされたタイミングでローテーションされます。

ローテーションに関しては、以下の項目が設定できます。

ログサイズによるローテーション

ログファイルの最大サイズを指定します。デフォルト値は256MBです。

ログファイルが、指定したサイズに達するとローテーションされます。

有効期間によるローテーション

ローテーションされる時間を指定します。デフォルト値は1週間です。

ログファイルを作成してから、指定した時間が経過するとローテーションされます。ただし、ログが出力されないと、指定した時間を超過してもローテーションされません。

ログの設定は、ログ機能に関するプロパティを使用して、imqbrokerdコマンドで設定します。
ログ機能に関するプロパティの詳細については、「7.6.6 ログ機能に関するプロパティ」を参照してください。


出力フォーマット

出力されるログのフォーマットは、次のとおりです。

[dd/MM/yyyy:HH:mm:ss z] ログ本文

各出力項目について、以下に説明します。

dd/MM/yyyy:HH:mm:ss z

ログの出力時刻を出力します。

ログ本文

ログ本文のメッセージ内容については、「第10章 Java EE 6のメッセージ」を参照してください。