Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)

1.3.12 サービス運用ユーザーを変更した場合の資源へのアクセス権限に関する注意事項

「ij6setoperatorid」でサービス運用ユーザーを変更した場合は、運用操作や定義項目に指定したJava EE 6共通ディレクトリ以外のパスやファイルに対して、サービス運用ユーザーに指定したユーザーがファイル、パスを参照できるよう、事前に適切な読み取り権限を設定してください。

また、以下の資源に対してはサービス運用ユーザーで書き込み可能な権限を付与する必要があります。

書き込み権限を変更する必要がある資源

• ログ出力ディレクトリ

  • サーバーログ：「ログ出力ディレクトリ」

  • HTTPアクセスログ：「ログ出力ディレクトリ」

  • HTTPトレースログ：「ログ出力ディレクトリ」

• 「セッション格納位置」

• 「トランザクションログの位置」

• 「Java DBのシステムディレクトリ」

上記に加えて、Java EE 6共通ディレクトリ配下の資産について、所有者グループをサービス運用ユーザーのプライマリグループに設定してください。